市松人形を雑に扱ったら枕元に立ってこっちを見ていた。うちの市松人形が見てる［１－２］｜ママ広場マンガ

母方の家には代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」がいました。マキさんにとっては、いちまさんは子どもの頃からちょっぴり怖い存在でした。そんなある日、マキさんが他のぬいぐるみといちまさんで遊んでいると、お母さんに「ご飯よー」と呼ばれたので、マキさんはいちまさんを放り出して行ってしまったのです。

その夜。「う・・・うーん」マキさんはうなされていました。
寝ているマキさんの隣にいちまさんが立っています。少し怖い顔のようにも起こっているようにも見えます。

朝、マキさんは勢いよく目を覚ましました。
「・・・いちまさん？」
マキさんは夢が現実なのか分からなくなっていました。

「これで機嫌直してくれる・・・かな？」
いちまさんのことを「こわい」と言ったこと、雑に扱ったことを反省しつつお詫びに髪の毛をとかしてあげるマキさん。
その後いちまさんの夢をみることはなく、幼いマキはいちまさんを大切に扱うことを誓いました。

「人形には魂が宿る」と聞いたことがありますが・・・
雑に扱った日、夢に出てきたら驚きますよね。
物も人形も大切に扱わなければいけませんね。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部脚本：船井秋編集：石野スズ
作画：左近寺しゅうり
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