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大阪で「夜の動物園」はじまる、幻想的な雰囲気にドキドキ

  • 2024.8.9

「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)の夜間営業『2024ナイトZOO』が8月3日よりスタート。8月・9月の特定日に限り、普段は見ることができない動物たちの夜の姿を楽しめる。

『2024ナイトZOO』夜も元気いっぱいなホッキョクグマのホウちゃん(3日・天王寺動物園)

気温は高いものの厳しい日差しがなく、心地よい風もあって過ごしやすい園内。オレンジに染まる夕暮れや闇のなかで見る動物たちは高揚感をさらに高める。夕方5時頃からはライトアップやBGMの演出もあり、日中とはひと味違った幻想的な空間に変わる。

なかでも「アフリカサバンナゾーン」は、夜の雰囲気をより感じることのできるエリア。初日に訪れると、プールからのそのそ出てくる迫力満点のカバや、薄暗いなかでも凜と歩くキリン、ライオンの雄叫びなどに来園者は釘付けになっていた。

薄暗いなかでも凜としたウォーキングで魅せるキリン(3日・天王寺動物園)

また、ホッキョクグマのホウちゃんは日中と変わらず元気いっぱい。歩き回ったり崖の先端に立って夜空を見つめたりとさまざまな姿で見物客を盛り上げた。

8月3日は近隣で夏祭りがおこなわれていたこともあり、小さな子連れや年配客、カップルなど多くの人で賑わいをみせた。箕面市から来たという親子は、「動物がよく動いている気がしました。夜の方がかっこよく写りますね」と満喫した様子。

また、『ナイトZOO』開催日の夕方6時からは、園内のホールで解説イベント『夜の動物とっておき話』を開催(約20分)。初回のテーマ「動物たちの寝方」には60人程が集まり、満席で立ち見する人も。写真やクイズを交えた分かりやすい解説で、飼育員から直接聞ける貴重な機会とあって参加者は興味深そうに聞き入っていた。

『夜の動物とっておき話』の様子(3日・天王寺動物園)

『ナイトZOO』は、2023年までは夏と秋開催だったが、今回は夏休み期間に集中させたスケジュールに変更。2024年の残りの日程は、8月10日・11日・12日・17日・18日・24日・25日、9月14日・15日・16日、開園時間は朝9時30分〜夜8時(最終入園7時30分、再入場OK)。エリアや開催月によって観覧可能時間が異なる。入園料は大人500円ほか。

天王寺動物園『2024ナイトZOO』

期間:8月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)・12日(祝・月)・17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)、9月14日(土)・15日(日)・16日(祝・月)
時間:9:30〜20:00(最終入園19:30)/通常は17:30まで
料金:大人500円、大阪市外の小・中学生200円、大阪市内の小・中学生 無料ほか
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1−108

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