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ライアン・ゴズリングがダークな作品に出演しない理由

  • 2024.8.9
Ryan Gosling attends the Los Angeles premiere of Universal Pictures "The Fall Guy" at Dolby Theatre on April 30, 2024 in Hollywood, California.

かつてはダークな作風の映画に数多く出演していたものの、『ラ・ラ・ランド』(2016)や『グレイマン』(2022)、『バービー』(2023)など、明るく爽快な作品が続いているライアン・ゴズリング。『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌のカバーインタビューで、「自分をダークなところへ押しやるような作品には出演していません」と話し、その理由を明かした。「今は、家庭の空気を大事にするよう努め、僕ら全員にとってベストとなるようにしています。家族を最優先にし、出演作については(長年のパートナーであるエヴァ・メンデスと)一緒に決めています」

エヴァとの間に9歳のエスメラルダ、8歳のアマダをいう2人の娘がいるライアンが、これを初めて意識したのは『ラ・ラ・ランド』への出演を決めた時だったそうだ。「娘たちも楽しめそうだと思いました。撮影現場に来なかったとしても、僕らは毎日ピアノやダンス、歌の練習をしていましたから」と振り返る。

また、彼がオスカー候補入りを果たしたグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』についても、「娘たちはバービーを好きなのに、ケンには興味がなかったことがきっかけだった」と話す。「当時娘たちは自分のバービーを使ってiPadでちょっとした映画を撮影していたので、僕らは同志みたいな感覚でした」

パリオリンピックをエヴァ・メンデスと2人の娘たちと観戦。
Eva Mendes and Ryan Gosling attends Paris 2024 Olympic Summer Games パリオリンピックをエヴァ・メンデスと2人の娘たちと観戦。

ライアンの新作『フォールガイ』は、スタントマンを主人公にしたアクション映画。公開された予告編では、同じくスタントマンを演じた『ドライヴ』(2011)のダークさとは一線を画し、爽快なアクションの数々が披露された。娘たちは、プロデューサーを兼務するライアンに対し、火を使うスタントはしないようにと特別な注文を付けてきたそうだ。「『でも、実際は保護するアイテムがたくさんあるから、技術的には他よりずっと安全なんだけど』と伝えましたが、『ダメ、火は絶対だめ』と言うんです。だからしませんでした」

父親として「娘たちそれぞれの個性を見つめ、できるる限りそばにいようと努めている」というライアンは、娘たちたちについて、「まっすぐで個性も違う。それが顕著になってきているようです」と語っている。

Text: Tae Terai

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