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出場18試合目でシーズン4勝の竹田麗央プロ、達成スピードでは21位【国内女子ツアー豆知識】

  • 2024.8.8

国内女子ツアー第21戦、北海道meijiカップで竹田麗央プロが今季4勝目を飾りました。出場18試合目での達成は比較的早いのかと思いきや、なんと歴代21位で、竹田プロよりも少ない試合数で達成した選手は20人もいました。

◆シーズン最多は10勝であのレジェンドが達成

河本結プロを1打差でかわし、通算12アンダーで今年の北海道meijiカップを制した竹田麗央プロ。今季4勝目となり、メルセデスランキング1位に浮上しました。「優勝争いをしたのが久しぶりだったのですごく嬉しいです」と語っていましたが、首位との3打差をひっくり返しての優勝は竹田プロの強さを改めて周囲に認識させたのは間違いありません。

シーズン4勝を挙げた選手はこれまでに35人いて、竹田プロは36人目となります。もっとも、1人でシーズン4勝を何度も達成した選手もいるので、回数的には56番目でした。出場18試合目での達成は21番目となります。

シーズン4勝を最も多く達成したのは、不動裕理プロでなんと7回になります。2位はアンソンジュプロの4回、3位は申ジエプロ、全美貞プロの3回です。

これがシーズン5勝になると達成人数は23人にまで減少します。ただ、不動プロは4回達成でやはり最多でした。さらに、シーズン6勝はわずか10人で、最多は不動プロの4回です。

どうせならシーズン7勝以上もチェックしましょう。シーズン7勝は不動プロ、鈴木愛プロ、イボミプロ、稲見萌寧プロのわずか4人で、シーズン8、9勝は不動プロと稲見プロの2人、シーズン最多勝利数は10勝で不動プロでした。

◆イボミプロは31試合目でシーズン7勝

シーズン4勝の最速達成記録は、22年の西郷真央プロで、出場7試合目で達成しています。この年の西郷プロは開幕ダッシュに成功しており、シーズン5勝目を挙げたのは出場10試合目で、これも最速達成記録となっています。

竹田プロは全英女子オープンにも出場するので、国内女子ツアーの出場試合数も限られますが、現在の調子なら、まだまだ勝ち星を重ねるチャンスはあると思われます。とはいえ、不動プロが持つシーズン10勝に並ぶのは厳しいでしょう。

モデルケースとしては、ボミプロが15年に達成したシーズン7勝かもしれません。この年は出場31試合目で達成していますが、4勝目が22試合目、5勝目が26試合目、6勝目が30試合目でした。4勝目を挙げた試合数が竹田プロと近いだけに、竹田プロが今シーズン中に3勝を上乗せする可能性は大きいでしょう。

写真/Getty Images

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