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【息子の結婚に納得できない母親】→そんな時に偶然聞いた歌が──!涙が止まらなかったフレーズとは?

  • 2024.8.8

歌には力があります。悲しいとき、落ち込んでいるときに、元気を与えてくれる歌に出会ったことがある人は多いはずです。これは私が実際に体験した、史上最大に落ち込んでいたときに励ましてくれた歌のエピソード。自分の思いが整理できた素敵なフレーズをご紹介します。

画像: 【息子の結婚に納得できない母親】→そんな時に偶然聞いた歌が──!涙が止まらなかったフレーズとは?

息子の結婚

私の息子は、23歳のときに15歳年上の3人子どもがいる女性との結婚を急に決めてきました。
息子はそれまでお付き合いしている女性を紹介してくれたり、女性が我が家に遊びに来たりすることがほとんどだったので、私たち家族にとっては青天の霹靂でした。

何を聞いてものらりくらりとかわす息子……おそらく私たちが反対することを十分すぎるほど理解していて、水面下で話を進めていたようなのです。

息子が好きになった人とは言え、まだ社会人になったばかりの息子が背負える状況ではないと思い、私たち夫婦は猛烈に反対しました。
しかし、息子は家を出て結婚に突き進み、相手の家の婿養子となってしまったのです。

史上最大の落ち込み

私はこのとき、人生で最も落ち込んだと言っても過言ではありません。
息子の出て行った部屋を見るたびに涙が出たり、飾ってある小さい頃の写真を見て苦しくなったり……。
誰にも理解されない自分の感情を、コントロールするのにとても苦労していました。

そんな時、たまたまYouTubeで流れていたのが、backnumberの「ささえる人の歌」という歌だったのです。

親の気持ち

この歌は、母親が独立した我が子を思う歌詞になっています。

「愛する人が どこにいても 心から笑えますように」
「たまに疲れたら帰っておいで あなたの好きな物作って待っているから」

この歌を聴いたとき、私は思わず声をあげて泣いてしまいました。
でも、胸につかえていて苦しかった『何か』が、スッと取れたような感じになったのです。

大切なフレーズ

それから私は、自分の気持ちが暴走しそうになると、この歌を聴いています。
息子に文句を言いたいとき、嫁の悪口を言いたいとき、親不孝を嘆くとき。
息子は全く連絡を寄こさないので、どんな生活を送っているのかもわかりません。
そんな時は、このフレーズを頭の中で何度も歌って、気持ちを落ち着けようと努力しています。

親という漢字は『木の上に立って見る』と書きます。
この歌が教えてくれたように、これからも大切な息子を見守っていこうと思えるようになったきっかけは、この歌だったんだなぁと感謝しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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