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「娘に傷をつけるなんて!監督不行届き!」遊びに来た子のママからきたクレームに「どうしろと(泣)」

  • 2024.8.8

大切な我が子に傷をつけられたら、親としては黙っていられませんよね。でも、そのクレーム内容が行き過ぎていたものだったら……? 今回は、知人から聞いた過保護なママ友のエピソードをご紹介します。

画像: 「娘に傷をつけるなんて!監督不行届き!」遊びに来た子のママからきたクレームに「どうしろと(泣)」

娘の友達が遊びにきた

A子には小学生の娘がいました。
A子の自宅は一軒家。娘の友達たちの家のちょうど中間に位置していたため、遊び場になることが多くあったそうです。

夏休みに、娘の友達数人が遊びにときのこと。
「お母さん、薬ちょうだい」
娘が薬を求めてきました。
友達のB美が蚊に刺されてしまったそうなのです。

A子が確認すると腫れや赤みはひどくなく、よくある虫さされ。A子は自宅にあった虫さされの薬を塗ってB美を帰宅させました。

ママ友が怒りながら来訪

すると、その日の夕方にB美のママが怒りながらA子の家を訪れてきたのです。
「女の子なのに跡が残ったらどうするの!?」とB美のママは激怒。
さらに「うちの子は芸能人を目指しているのよ! なんでちゃんと見ていないのよ!? 監督不行届きよ!」と文句を言ってきたのです。

「芸能人を目指しているなんてうちには関係ないし。ちょっとした虫さされくらいで大げさな……」
そう思ったA子ですが、B美ママのあまりの剣幕に言葉を失ってしまいました。

娘の言葉にママ友が撃沈

どう対応しようかA子が悩んでいたとき、A子の娘が近づいてきて口を開きました。
「ママからあれダメこれダメって禁止されて、B美ちゃんがかわいそう。B美ちゃんは外で遊びたいって言ってたよ」と、B美ママに告げたのです。

娘を芸能人にさせたいB美ママ友は、日焼けやケガを徹底ガードしていました。
ところが、B美本人は芸能界入りを望んでいないというのです。
B美は母親から窮屈な生活に不満を抱えていましたが、熱心な母親を見て言い出せなかったのだとか……。

良かれと思ってしていたことだと思いますが、A子の娘の暴露により、B美ママは自分が暴走していたことに気付かされました。
その後、B美とちゃんと話し合ったそうで、芸能界入りを目指すことはいったん白紙にすることに。
外遊びを許可されたB美は、友達たちと楽しそうに遊べるようになったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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