真夏の湿気で「髪をどれだけ巻いてもまっすぐになる人」の解決方法を聞いてみた

朝はバッチリ♪と思っても、外に出ればたちまちクセが出てしまうのはバクハツさん＆ぺたんこさん共通の梅雨時の悩み。まずはクセの原因を知って、スタイリングの基本から見直すことが重要です。

BEFOREのようにトップにボリュームがなくフェイスラインに髪が沿うようなシルエットだと、地味な印象に。根元をしっかり立ち上げて顔周りにニュアンスを出すことでふんわりした立体感と華やかさが。

①最初が肝心！頭頂部から下に向かってドライ
根元の立ち上がりが最重要。ドライヤーは頭頂部から下に向かってあてると自然な立ち上がりに。下を向いて乾かすと楽。

②次は生え際から上に向かって毛を起こすようにドライ
頭頂部から下に向けてドライしたら、生え際からドライヤーを上向きにあてて、さらに根元を立ち上げるように乾かします。これで顔周りの髪もしっかり立ち上がり、ふんわり感が。

③前髪のカーラーは垂直方向に巻くのが正解
前髪はマジックカーラーが便利。垂直に上に向かって軽く引っ張るように巻くと、根元から立ち上がります。

NG：前方向に巻くのは×！
生え際から前に向かって前髪を巻く人が多いのでは？これだと根元が立ち上がりません。

④頭頂部の髪も同じように垂直に巻いて
頭頂部も前髪同様、上方向に垂直に巻きます。トップがふんわり立ち上がっているとぺたんこ感を一気に払拭できます。

⑤根元の立ち上がりをキープするにはスタイリング剤選びと量に気をつけて。ピンポイントに塗布できるマスカラタイプが正解です。

アイテム：立ち上がりをキープ＆細かな乱れもベタつかずまとめる。エルジューダポイントケアスティック 15ml ￥1,650〈美容室専売品〉（ミルボン）

⑥キープしつつツヤ髪に仕上がるスプレーを外側に。油分が多いものはペタッとしてしまうので避けて。

アイテム：固まらずにエアリーなニュアンスをキープ。N.ニュアンススプレー3 180g ￥1,760（ナプラ）

⑦サイドの髪は顔との間に空間を作るように内巻きにするとボリュームニュアンスが出せます。

⑧ボリュームアップのために、毛先も軽く内巻きに。毛量の少なさを感じさせず、ふんわり軽やかな今っぽヘアの完成です。

air 青山

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本誌でもおなじみの志賀さんはタレントからの指名も多数。美ST世代の髪悩みに親身にお応えします！

2024年『美ST』8月号掲載
撮影／木村敦（Ajoite）ヘア・メイク／志賀功祥（air）取材／関根実凡再構成／Bravoworks,Inc.