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元海上自衛隊員の私が、東日本大震災の支援を通して感じたこと・いま伝えたいこと【総集編2】|元自衛隊員が描く“こころの防災”#20

  • 2024.8.7

いつ、どこで発生するかわからない災害。心構えはどのくらいできていますか?

この連載では、わたしたちの大切な命、そして“こころ”を守るための知恵を、実体験を題材に作成した漫画を通し、お届けします。

Sitakke

連載担当は、札幌在住の二児の母・イラストレーターのヤマモトクミコさん。
ヤマモトさんは、元海上自衛隊員で、入隊1年目に、東日本大震災の支援に従事しました。

海上自衛隊員として護衛艦に乗り、炊き出し、救助者の支援、燃料や真水の提供、救助者や遺体の捜索など様々な支援をしていたという、ヤマモトさん。現場にいた女性隊員はわずか。「だからこそ“女性視点”での支援がとても大切だと感じた」と、当時を振り返ります。

→前回の話:元海上自衛隊員の私が、東日本大震災の支援を通して感じたこと・いま伝えたいこと【総集編1】

元海上自衛隊員の私が、東日本大震災の支援を通して感じたこと・いま伝えたいこと【総集編2】

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あとがき

今回、ご紹介した「コーヒーアイス」は、14年経った今でも、とても印象的なこととして記憶に残っています。
当時、珈琲アイスをつくってくれた先輩と、上級海曹にとっては小さな出来事だったかもしれません、

でも、初めての災害派遣でストレスをうまく解消できなかった、当時の私にとっては、「この人たちはすごいなあ!こんな閉鎖空間でいつ帰れるかわからないのに...すぐ気持ちを切り替えて、目の前のことを楽しむ姿勢がすごい」と、衝撃的な出来事でした。

ちなみに、コーヒーアイスの味は、少し薄めで、アイスというより、シャーベットに近かったです(笑)。
でも、とってもおいしかった!

次回、「自衛隊をやめる決断」をした後のエピソードに続きます。
(次の更新は9月上旬を予定しています)

【参考】
・イラスト作成時の写真資料として~ 海上自衛隊ホームページ

***

漫画:ヤマモトクミコ
北海道・札幌市在住のイラストレーター。2010年に、海上自衛隊入隊。入隊1年目で東日本大震災の支援に従事。約10年間、自衛隊員として全国各地を飛び回る日々を過ごし、結婚・出産を経て、退職。独学でイラストレーターに。2児の母。

Instagram:@studio.kimi_cony
X:@kumiko_illust

編集:Sitakke編集部 ナベ子

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