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はたから見て「平等じゃない夫婦」モラハラに気づいた妻が、慰謝料を得て離婚するまで

  • 2024.8.7

皆さんは、モラハラについて考えたことはありますか?モラハラは相手の人格や尊厳を貶める発言や行為を繰り返すことや、暴言暴力などで相手を精神的に支配することです。そう聞くと、わが家には当てはまらないと感じる人がいるかもしれません。しかし、モラハラ被害者は自分が悪いだけだと思い込んでいる場合もあります。はるのコタン(@haruno_kotane)の作品を読み、皆さんはお互いを尊重し合えているか再度確認をしてください。『嫁失格なので訴えます!』です。

子どもを言い訳にするなという夫

妻のヨシエさんは、娘を出産したばかりです。家にいるとは言え、育児に追われてご飯の支度がままらないこともあります。夫の夕飯をお惣菜にした日、夫は夕ご飯を手抜きされたと激怒します。

子ども中心になり、ゆっくり献立を考えたり買い出しに行けない状態を夫は理解しようとしてくれません。それどころか、子どもを言い訳に使うなと、強くヨシエさんを責めるのでした。

周囲からの指摘で気が付く夫婦の形

わが子が生まれてまだ生後1か月のころ。夫は、半ば強引に達成会という飲み会を自宅で開催することにします。出す料理は手作りでなければならず、産後の痛みもまだ残るヨシエさんにはとてもつらいことです。

もし自分のパートナーが、こういったことに理解を示さず一方的に自分の都合を押し通してきたらどうしますか?仕事と飲み会問題はどの夫婦もぶつかる壁かもしれませんが、それでもお互い話し合い、折り合いをつけるべきですよね。

後輩の指摘のように、これは平等とは言えません。夫にパワーバランスが傾いてしまっていますよね…。周囲の意見から初めて自分たちの夫婦の形に気が付くこともあります。周囲の意見はとても大切ですね。

失ってから気が付いてももう手遅れ

夫婦は平等であるべきです。どちらの意見が強すぎたり、我慢しすぎたりすることはよい関係とは言えません。夫婦だからこそ、誰よりもお互いを尊重し合うべきではないでしょうか。

家にいるから、家のことが完璧にできて当たり前ではありません。仕事をしているから偉いわけではありません。ヨシエさんの夫は最後までそのことに気が付かず、ヨシエさんに苦痛を与え続けていました。

失ってから気が付いても手遅れになることはたくさんあります。嫁は家のことを完璧にこなす便利な家政婦ではありません。ましてや専属のお世話係でもありません。夫婦でよく話し合いをして、常に対等な関係でいたいものですよね。

著者:ゆずプー

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