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住民の合意を得て動き出したものの…|ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話

  • 2024.8.7

住まいを決める際、どんなことに気をつけるでしょうか。築年数や設備の充実さ、利便性などさまざまなポイントがありますが、それらと同じくらい大事になるのがどんな隣人が住んでいるかということではないでしょうか。高級マンションで平穏な日々を送っていた佐藤さん。しかし、隣人・灰田さんが共有部に荷物を放置しし続けたことをきっかけに民事裁判を起こすことを決意します。住人たちに説明し、同意を得た佐藤さんはさっそく動き始めるのですが、その道のりは決して楽なものではありませんでした。人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第28話をどうぞごらんください。

住人たちに裁判の必要性を話し、同意を得ることができた佐藤さん。しかし、管理会社には顧問弁護士を出せないと言われてしまったことから自ら弁護士を探すことに。灰田さんに内容証明を2回送ったものの、灰田さんからは何の返答もなく現状は何も変わらないママでした…。できることを精一杯しているのに、相手が何も言ってこなければどうにもならないというのはヤキモキしますね。

賃貸であれば環境や隣人が気に入られなければ別の物件を探して引越そうと思えるものですが、ローンを借りて購入したマンションとなるとそうはいかないですよね。被害者である佐藤さんや住人たちが我慢し続けなければいけないというのは理不尽なように思います。少しでも状況が好転してけばいいのですが…。

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

著者:こびと

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