「軽自動車ってダサいよね（笑）」【高級車】自慢ママ友を → 救世主がぶった切る！

皆さまの周囲にプライドが高い人はいますか？ 知人のA子はママ友から自動車の格付けでマウントをとられてしまいました。今回は、車マウントをとってきたママ友のエピソードを知人から聞いてきました。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

うちは高級車よ！

ママ友のB美はプライドが高く、なんでも一番になりたいタイプ。
彼女の最大の自慢は夫に買ってもらった高級車に乗っていることでした。
「外車ってエンジン音が違うのよね。わかる人にはわかるって感じ？」と、これ自慢気に自動車のキーをチラ見せしてアピールしてきます。

彼女にとって、国産の軽自動車なんて問題外。
「私なら恥ずかしくて乗れないわ」と、軽自動車に乗っているA子たちママ友をバカにしていました。

A子は「自動車は安全第一。住宅街を走ることが多いし、小回りが利いて燃費がいい自動車がいい」と考えて軽自動車を選びました。
自動車のランク付けを気にしたことはなく、B美からマウントをとられても平気な顔。
媚びていたつもりはないけれど、「外車、かっこいいね」「うちの車とは違うわ」と思ったままの感想を言っていました。
この発言にB美はプライドを満たされてご満悦。2人の関係性は良好でしたが、ある出来事でその関係性は崩れてしまいました。

マウントママ友に目をつけられた！

B美は偶然A子の夫の自動車を目撃してしまったのです。
A子の夫は大の自動車好きで、独身時代にコツコツと貯金をし、そのお金で高級車に乗っていました。
B美の自動車よりもA子の夫の自動車のほうがランクが上だったようで、プライドがへし折られたB美はA子に絡むようになったのです。

A子の夫は一般企業の会社員で、お給料も普通レベル。A子も働いていましたが、扶養の範囲内です。
「無理して高級車を買うなんてバカみたい！」
「生活、苦しいんでしょ。早く手放しなさいよ」
「庶民のA子夫婦が高級車を乗るなんて身分不相応！」
「勝ったと思って、いい気にならないで！」
A子夫婦の経済状況を揶揄して、暴言を吐いてくるようになったのです。

こわすぎる！ 怯えたA子は助けを求めることに

口汚くののしってくるB美に、A子はすっかり怯えてしまいました。
このままだと自動車に何か細工をしてくるんじゃ……？
そう不安になったA子は、ある人物に助けを求めることにしました。

A子が助けを求めたのは、B美の夫。
告げ口するようで気が引けましたが、B美の暴言をこっそりと録音していた音声データを提出して、B美の暴言を何とかしてほしいとお願いをしました。

「うちの妻が？」と最初は半信半疑だったB美の夫ですが、音声データの暴言を聞いてドン引き。
彼はB美に買い与えた高級車を没収し、売却してしまいました。
「早く手放せ！」というB美のセリフがそっくりそのまま返ってきてしまったのです。
皮肉な結末になりましたが、自業自得という気もしますよね。

その後、よっぽど悔しかったのかもしれませんが、B美から恨めしそうな顔で睨まれるようになったA子。そっと距離を置くことにしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田愉子