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15歳スケボー開心那が明かした“進化の跡” 2大会連続銀には悔しさも… 「LAに向けても頑張りたい」と次回にも意欲【パリ五輪2024】

  • 2024.8.8
開心那(C)ロイター
SPREAD : 開心那(C)ロイター

スケートボードは6日(日本時間7日)、女子パーク決勝が行われた。2021年の東京五輪で銀メダルを獲得した15歳の開心那が92.63点をマークし、2大会連続の銀メダルに輝いた。16歳の草木ひなのは69.76点で8位に入った。

■金メダルには一歩届かず

予選を首位通過した開は最初の演技で91.98点をマークし、いきなり全体トップに立った。2回目は終盤に転倒し、3回目の演技はアリサ・トルー(オーストラリア)、スカイ・ブラウン(英国)に次ぐ3番手という状況で迎えた。しかし、最後のランでは得意のグラインドを軸にフルメイク。92.63点でスカイ・ブラウンを逆転し、順位を1つ上げて銀メダルを確定させた。
東京五輪のリベンジを果たすべく、金メダルを目指したものの2大会連続の銀。それでも、様々なトリックで会場を魅了した15歳は、試合後のインタビューで晴れやかな笑顔を見せた。
「メダルを取れてすごくうれしいという気持ちもあるのですが、また銀メダルで金メダルに一歩届かなったので悔しい気持ちもあります。でも、東京の時は最後のランをミスして、出したいものを出し切れなかったのですが、今回は自分の出したいものをすべて出し切っての結果なのでうれしいです」と振り返り、喜んだ。

■「ここまでの道のりも激しい戦い」と振り返る

また、「組み合わせとかも結構難しいものにして、最初から技も全部詰め込んでやりました。しかも最後のランは練習でも1本も通していないランだったので、それを通せたので本当にうれしかったです」と明かし、「ここに来るまでの道のりも激しい戦いでした。この場に来ることができて感謝していますし、また次のLA(ロサンゼルス五輪)に向けても出られるように頑張りたいです」と話した。
東京五輪当時12歳だった開は高校1年生になり、身長は22センチ伸びて168センチを超えた。身長が伸びたことにデメリットはなく、体重が増えてスピードも増し、ボードを踏む力も強くなった。「技もかけやすくなった」とも話しており、ロス五輪での金メダル獲得にも期待が持てそうだ。
優勝は3本目に93.18点を出したアリサ・トルー。2位が92.63点の開となり、3位が3本目に92.31点をマークしたスカイ・ブラウンとなった。開も含めて表彰台に立った3選手の母親が全員日本人という点も話題となっており、まさに“スケボー大国・日本”を象徴する1日となった。

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