「いい嫁キャンペーンやめます！」宣言に驚いた義母 → 「気を遣われるよりいいわ」しかし、、、！？

結婚当初は義理の親に「気に入られたい」「しっかりしていると思われたい」という思いから、率先して家事を手伝ったり、イベントごとにプレゼントを贈ったりと健気に頑張る嫁も多いことでしょう。しかし、長く続くかは人によるようで……。今回は私の職場の同僚A子さんから聞いた、長男の嫁が出産後とんでもない変化をして驚いた話を紹介します。

息子にはもったいないくらいいい嫁！ だと思っていた

A子の長男の嫁は、結婚当初とても素直で本当にいい子だと思っていました。A子の自宅に来るときには手土産とエプロンを毎回持参。お茶を淹れたり、料理をするときもキッチンでA子を手伝おうとしてくれます。食器を出したり、後片付けなども率先してやろうとしてくれ、「息子にはもったいないくらい、できたいい嫁だわ～」と思っていました。

出産後、嫁に変化が、、、

しかし、孫が生まれてからは嫁の態度が激変したのです。出産したら女性は強くなると言いますが、ある日突然、嫁から「いい嫁キャンペーンやめます！」という謎の宣言を面と向かってされてしまい、A子は腰が抜けそうになってしまいました。

気を遣われるよりいいと思っていた、しかし

それでも、「それでいい！」と嫁に無理に気を遣われるよりいいと思っていたA子。しかし、A子の家に遊びに来てもリビングで寛いでいるばかり。一歩たりとも動かず、お茶やお菓子、ごはんをA子が出すのをただひたすら待っているだけの状態に……。

非常識な発言も飛び出し、、、

さらに帰り際には「ほら早く！ ばあばにおこづかいもらっておいで～！」と非常識すぎる発言まで飛び出しはじめたのです。結婚した頃とあまりに違う嫁の態度に、「本性はこっちだったのか」と唖然とし……。心なしか痩せたように見える息子が、心配になったA子でした。

A子は「嫁との距離がさらに縮むなら」と一切気を遣わなくなった嫁にも耐えていたそうです。しかし、嫁が孫を促し、おこづかいを孫からせびられたときには「これでいいのか？」とも思ったそう。とはいえ、嫁にとって初めての子育てなので大変というのも理解できるとして、A子さんは自分の家に来てくれたときくらいは嫁にゆっくりしてもらおうと思うようになったそうです。

今度はA子さんが「いい義母キャンペーン」に疲れてしまわないかどうか心配になってしまいますね。悪気はないのでしょうが、嫁姑関係の難しさを改めて感じた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K