高校で出会った「虚言癖がある友人」難ありな言動で、距離を置くと決めた話

友人の注目を集めたいあまり、話を盛ってしまったり、うっかりうそを言ってしまったことはありませんか？きちんと訂正したり謝ったりできればいいのですが、悪びれもせずにうそを繰り返してしまうと、相手の信頼を損ねてしまいます。今回ご紹介する作品は、ぶりまる(@burimaru.3)さんの経験をもとに描いたエピソードです。とある友だちに振り回された主人公。『同級生に写真を悪用された話』をご紹介します。どうぞごらんください。

「あなたのおじいちゃんが私のお父さん」と言い出した女子生徒

このお話の主人公・しのは高校生になりました。仲良しの幼なじみと同じ学校へ進学し、楽しい日々を過ごしています。幼馴染のまなと話していると、近藤ららから話しかけられます。

ららは隣のクラスの子ですが、いきなり「まなちゃんのおじいちゃんは、ららのお父さんなんだよ」と告げました。本当だとしたら不倫ということになるかも…。いきなり衝撃的なことを言い出したららは、何者なのでしょうか？

友だちは虚言癖がある？

まなの件から一緒に行動することが増えた、ららとしの、そして幼なじみたち。しかし、ららの発言は根拠がなかったり、疑わしかったりすることばかりです。しのは、だんだんとららが嘘つきのように感じ、嫌悪感を抱きます。

友人は「虚言癖があるのでは」と疑いはじめます。うそを言うのは自分を守るためか、しのたちに好かれるためなのか…。どちらにしても、うそばかり話していては周囲の信用を失ってしまいますよね。

写真の無断使用で、完全に絶縁することに

ある日、ららがしのの写真を無断で使い、SNSで男性と知りあっていることが分かりました。人の写真を無断で使うことは犯罪になることもあります。もし、しのが何かのトラブルに巻き込まれてしまっていたら、ららはどうするつもりだったのでしょうか。

無断で写真を使用されていたことに、しのは激怒。このことが最終的な原因で、ららとは絶縁状態になります。

ららはしのに憧れ、仲良くしたい気持ちから虚言や写真の使用をしてしまったのかもしれません。しかし、そのやり方は間違っていますよね。うそで自分の評価を高めても友人との信頼は生まれません。人付き合いは誠実に、相手の気持ちを考えて行いたいものですね。

著者：ゆずプー