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「オムそば」をレンチンで簡単に作れるレシピが気になる!作ってみたレビュー

  • 2024.8.7
卵と焼きそばのコントラストが最高(画像は写真ACより) 出典:Togetterオリジナル

Togetterオリジナル編集部のふ凡社です。

私は「オムそば」が好きだ。居酒屋とかでメニューにあると必ず頼んじゃう。年がら年中ほんのり「オムそば食べたいな」という気持ちを持ちながら生活していると言ってもいい。

しかし、オムそばを家で作ったことはない。そもそも卵で包む系の料理が全般苦手なので、「オムそばも自分で作ると大変そうだな」という印象があり、敬遠していた。

そんな中、Xで「レンジを使ってあっちゅう間にオムそばを作れるレシピ」が流れてきた。作り方も実に簡単そうなので、さっそく作ってみた。

15分くらいで完成する楽さ

レシピは、まつ 夫を主夫にする主婦(@Omaoma2140)さんによる「レンチンオムそば」というメニュー。まつさんは日ごろから「料理が苦手な人でも作れるラクうまレシピ」を投稿している。こちらのオムそばも、楽に作れるようだ。

まず、袋タイプの焼きそばの麺を9等分に切る。

焼きそばの麺こういう切り方したのはじめてかも 出典:Togetterオリジナル

大きめの平たいお皿にラップを敷き、卵2個をといたものを注ぐ。

ラップとお皿の間に空気が入らないようぴったり敷かないと、卵が綺麗に広がらないので注意 出典:Togetterオリジナル

卵の上に切った麺を並べ、その上に豚こま肉50gを乗せる。私は多少の野菜が欲しかったので、キャベツ1/4を千切りにしたものを敷いてから豚肉を並べた。

下味は鶏ガラスープだけ 出典:Togetterオリジナル

最後に、粉末タイプの鶏ガラスープの素小さじ1を全体にふりかけて準備は完了。あとはお皿にラップをして、500wで4分加熱する。

加熱が完了したものがこちら。卵にも豚肉にもしっかり火が通っていることがわかる。

火の通りはバッチリ 出典:Togetterオリジナル

あとはラップの端をつまんでオムそばを半分にたたむ。オム系の料理の最難関「卵に包む作業」がこれだけで完了するので楽ちんだ。

美しい半月状に 出典:Togetterオリジナル

あとは上からソース、マヨネーズ、青のり、かつおぶしなどをお好みの量でかければ完成だ。加熱も含めてトータル15分くらいでできる。すごい、簡単!

屋台で売ってるやつっぽい見た目にテンション上がる 出典:Togetterオリジナル

がっつりボリューミーな味わい

食べてみると、しっかり美味しい。レンジで加熱したこともあり、卵の火の通りが均一でしっとりしている。

麺はブロック状で入っているので、がっしりとした食感。卵と合わせると非常にボリューミーだ。

どっしりとした食べ応え 出典:Togetterオリジナル

豚肉には特にコショウ等ふっていないので肉のやや臭みが心配だったが、鶏ガラスープの味とソースの味でバッチリ決まっている。

ただ、満足感でいうと…正直なところ「オムそば」とはけっこう離れているかもしれない。

先ほども言及したが、麺をほぐしていない分「焼きそば」というよりはお好み焼きなどに近い食べ応えになっている。食感は通常のオムそばとは大きく異なるのだ。

また、麺自体にほぼ味付けをしていないので、卵にかけたソースが薄いところはやや味のパンチが足りないと感じることも。ソースはためらわずにたっぷりかけたほうが良さそうだ。

かくなる上は…ということで、あらかじめ焼きそばを作ってからレンチンしたバージョンも作ってみた。これで、より本来のオムそばに近づくはずだ。

焼きそばちゃんと作っても30分くらいでできる 出典:Togetterオリジナル

食べてみると、内側がしっかり焼きそばになっている分、オリジナルのレシピからさらにオムそばの味に近づいた。

焼きそば作りました版。見た目はほぼ同じ 出典:Togetterオリジナル

ただ、表面に関しては卵と麺ががっつり絡んで固まっているので、食感はこれでもやや重ためだ。

ソースの塩梅はこれくらい濃くてもいいかも 出典:Togetterオリジナル

個人的に、オムそばを好きなポイントは「卵と麺の食感を別々に感じられること」にあるのかもしれない、という新たな気づきがあった。

私は元々オムそばが好きなこともあって、今回のレシピと通常のオムそばとの違いに言及したが、そもそも「だまらっしゃい。そんなこと言う人間はおとなしく正規ルートでオムそばを作ってなさい」という話である。

今回のレンチンオムそばは、料理としてしっかり美味しい。何より、レンチンなので火加減など気にする必要もなく、忙しい日々の中でサクッと作れるという手軽さには圧倒的なアドバンテージがある。

一口食べればお祭りの屋台に来たような気持になるのは請け合いなので、気になった人は作ってみては。

文:ふ凡社 編集:Togetterオリジナル編集部

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