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「どこまでいっても、嫁は他人なんだ──」【義父の葬儀】で斎場に到着すると、『言葉を失う光景』が!

  • 2024.8.7

嫁というのはいつの時代も婚家からみたら赤の他人なのでしょうか?
これは筆者の知人女性から聞いた、「これが令和のできごと!?」と驚いたエピソードです。

画像: 「どこまでいっても、嫁は他人なんだ──」【義父の葬儀】で斎場に到着すると、『言葉を失う光景』が!

舅の在宅介護は私1人で

私は長男である夫と結婚し、結婚当初から婚家に入り義両親と同居しました。これは私が結婚16年目に起きたできごとです。

考え方が古い義両親に腹が立つこともありましたが、それなりにうまくやってきたつもりです。

義父が倒れ介護が必要な体になった時は、年老いた義母には介護が難しく、また離れて暮らす義妹の協力もなかったので、在宅で闘病する義父を私が1人で亡くなるまで介護しました。

絶句! こんなのあり?

義父の通夜と葬儀の時です。

斎場に到着し親族席の席順に私は驚きました。
義母、夫、未婚で他所に1人暮らししている義妹、私達夫婦の子ども達、義父の弟夫婦。
なんと私の席は一般参列席の1番後ろだったのです!

たかが席順と思う方もいるかもしれませんが、長年同居し婚家に尽くしてきたのに、これはないだろうと呆然としました。

傍から見てもおかしいよね

焼香の順番も席順と同じく私が一般参列者の後ろでした。
見るに見かねた近所の人が「あなたはもっと前でしょう。」と順番をゆずってくれたほどです。

参列した私の両親も婚家の私を見下したような扱いに、怒りが収まりませんでした。

新しい価値観で自由に生きます

通夜と葬儀は滞りなく終わりましたが、怒りが収まらない私の両親が義母と夫に「娘の扱いがひどすぎる! いったい娘のことを何だと思っているんだ!」と大激怒。

「嫁はあくまでも嫁、他人ですから」と悪びれる様子のない義母。
そんな義母に何も言えず私を擁護してくれない夫にも、気持ちがスーッと離れていくのを感じました。

こんな人たちと一緒に暮らし、いずれまた介護することになるかもなんてまっぴらだと思い、子ども達が成人するのを待って離婚。

嫁に対する考え方は人それぞれなのかもしれませんが、今は事実婚のパートナーと一緒に、古い価値観に囚われない自由な結婚生活を楽しんでいます。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:K.Sskura

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