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"ブイヨン"をつくる|本誌連載「美味しいって何だろう?」で丸山隆平さんが習った洋食レシピ⑥

  • 2024.8.7

dancyu本誌の連載「丸山隆平の美味しいってなんだろう?」では、丸山さんの「“もてメシ”を覚えたい」という願いをかなえるため、洋食のシェフ・古賀達彦さんのもとで修業しています。今回のテーマは“ブイヨン”です。

"ブイヨン"をつくる|本誌連載「美味しいって何だろう?」で丸山隆平さんが習った洋食レシピ⑥

■洋食の味の基礎となる“ブイヨン”

骨付き鶏もも肉と牛スジ肉でとる、旨味豊かなブイヨン。あくまでも料理のベースなので、塩を遠くに感じる淡い味に仕上げます。あらゆる洋食のメニューに大活躍。冷凍しておけるので、ストックすることをお薦めします。

□“ブイヨン”をつくる


◇材料 (つくりやすい分量)

牛スジ肉:300g
牛挽き肉:200g(赤身)
骨付き鶏もも肉:2本
玉ねぎ:150g
にんじん:100g
セロリ:50g
水:2L
A :
・ ローリエ:1枚
・ 黒胡椒:5粒(粒)
・ 粗塩:4g


(1)肉を切り揃える
スジ肉は長さ5cmに切る。

肉を切り揃える
肉を切り揃える

(2)ほかの食材の下準備
挽き肉はアクの流出を少なくするためにガーゼで包む。にんじんは旨味を出すために中央に一筋切り込みを入れる。

ほかの食材の下準備
ほかの食材の下準備
ほかの食材の下準備
ほかの食材の下準備

(3)火にかける
鍋に水、スジ肉、鶏肉、玉ねぎ、にんじん、セロリを入れ、強火にかける。

火にかける
火にかける

(4)茶色いアクをすくう
沸騰して茶色いアクがでてきたら、しっかり取り除く。徐々に出てくる白いアクは旨味の素でもあるのでそのままにする。

茶色いアクをすくう
茶色いアクをすくう

(5)挽き肉と調味料を加え煮込む
弱火にして挽き肉とAを加え、表面がふつふつと小さく泡立つ火加減をキープしながら、蓋をしないで1時間30分煮る。途中、水量が減っていたら、最初の水量程度になるまで水を足す。

(6)具材を取り除く
煮終わったら、大きい肉類を容器に取り出す。

具材を取り除く
具材を取り除く

(7)ブイヨンを漉す
キッチンぺーパーを濡らしてから漉し器に敷き、ブイヨンを漉して完成。冷蔵で4日、冷凍で1ヶ月ほど保存可能。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

撮影:伊藤菜々子 文:編集部

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