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「人たらし」な人の特徴とは?人たらしに学ぶイメージUPのコツ

  • 2024.8.7


人たらしとはどんな人のことをいうのでしょうか。人たらしの意味や特徴、恋愛傾向を心理カウンセラーの服部希美さんに伺いました。また、イメージUPに繋がる行動や心構えなど、人たらしになる方法もお伝えします。

「人たらし」とはどういう意味?



「人たらし」とは、なぜか多くの人を惹きつけ、誰からも愛される人のことをいいます。

人たらしはもともと「人をだますこと」「人をだます人」という意味ですが、現代では「多くの人をとりこにしてしまう人」という意味で使われていることが多いようです。


「人たらし」と呼ばれる人の特徴&好かれる理由



人たらしとはどんな人のことをいうのでしょうか。具体的な行動や考え方を挙げてみました。

自然体である


人たらしな人は、「自分は自分でいい」という正しい自信を持っているため、人前でも等身大に振る舞うことができます。

例えば、必要以上に自分を大きく見せようとしたり、見えを張ったりすることはありません。飾らない人柄が多くの人に好かれるのでしょう。

人の良いところを見ている


人のネガティブな面やできなかったことよりも、良いところやできたことを大切にする傾向があります。

そのため、相手を褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりすることが多いです。褒められた人は、自己肯定感が上がり、自信がつくこともあるでしょう。

誰に対しても公平である


人によって態度を変えるのではなく、誰に対しても公平です。例えば、上司と部下の前での行動が違ったり、店員への態度が横柄であったりすることはないでしょう。

どんな人も分け隔てなく、公平に大切にするため、さまざまな立場の人から愛されます。

ポジティブ思考である


落ち込むようなことや悲しいことがあったときに、ポジティブに考えられる人が多いです。

前向きなエネルギーは自然と周囲の人にも伝わるので、その人がそばにいるだけで勇気が出たり、心が元気になったりします。必然的に多くの人が周りに集まってくるでしょう。

素直で弱みを見せることができる


ポジティブ思考であっても、時には落ち込んだり、不安な気持ちになったりすることはあります。

ネガティブな気持ちになっているとき、人たらしな人は素直にネガティブな自分を見せます。

完璧な人よりも、たまに弱みを見せる人の方が親しみを感じやすいものです。また、「応援してあげたい」という気持ちにも繋がります。

人を悪く言わない


苦手な人がいたとしても、悪口を言ったりうわさ話をしたりしません。

人は、たとえ他人のことであっても、悪口を言っている姿を見ると「自分のことも言われているのではないか」と不安になります。

人のことを悪く言わない人とは、安心感を持って付き合うことができるでしょう。


「人たらし」と呼ばれる人の恋愛傾向



多くの人を魅了する人たらしな人は、どんな恋愛傾向なのでしょうか。

意図せず相手に期待をさせてしまう


誰にでも思いやりを持って接する傾向があります。好きではない相手であっても、「もしかすると自分のことを好きなのかもしれない」と期待させてしまうことがあるかもしれません。

好かれて始まる恋愛が多くなる


人から好意を寄せられる機会が多いので、おのずと自分から好きになった相手との恋愛よりも、好かれて始まる恋愛の方が多くなるでしょう。

また、「自分のことを好きになってくれた人だから大切にしなきゃ」という気持ちから、交際に発展する可能性もあります。

恋人が焼きもちをやきやすい


恋人が自分に自信を持っていれば問題ないですが、多くの人から好かれている様子に恋人が嫉妬してしまう可能性があります。束縛しようとしたり、機嫌が悪くなってしまうこともあるかもしれません。

そのような状況に陥ると、ポジティブ思考でいようとするマインドであっても思わず戸惑うこともあるでしょう。

本命には奥手である


人たらしな人は、知らず知らずにモテる人生を歩んできている人も多いでしょう。

そのため、いざ自分に本気で好きな人ができたときに、どうアプローチしていいか分からず、奥手になってしまうことがあります。

自分の好意が伝わりにくい


誰でも大切に扱う優しい人というイメージがあるため、本命に一生懸命アプローチしても「誰にでも同じように接している」と誤解され、恋愛に関する好意は伝わりにくいかもしれません。

「○○さんのこういうところが好き」「○○さんみたいな人がタイプ」といった好意をほのめかしたり、告白したりといった、優しくする以上のもう少し踏み込んだアプローチが必要になる可能性があります。


「人たらし」を目指すなら?人たらしになる方法



最後に、人たらしを目指したい場合に心掛けたいことを紹介します。

誰とでも分け隔てなく接する


どんな立場や間柄の人にも、分け隔てなく接するようにしましょう。誰に対しても、敬意を持って接することを心掛けるとよいでしょう。

人の良いところを見る練習をする


相手の良いところを見る練習をしましょう。

好かれたいという気持ちからの褒め言葉と、心から良いと思って伝える褒め言葉は違います。褒められる相手もその違いに気付くものです。

普段から相手の良いところを見る練習をしていると、自然と相手の良いところを褒めることができるでしょう。

小まめに感謝の気持ちを伝える


相手にしてもらったことや心遣いなど、日々の小さなことを拾い上げて、小まめに感謝を伝えていきましょう。

お礼や感謝の気持ちを大切にする姿勢は、謙虚さとして伝わります。また、「私はあなたのことを大切に思っていますよ」というメッセージにもなります。

相手の立場に立って考える


人は「相手を大切にしたい」という思いがあっても、時に独り善がりになってしまうことがあります。

何かを伝えたり行動したりするときに、「自分の言動は相手から見たらどう捉えられるだろう」などと、いったん相手の立場に立って考える癖を付けましょう。

自分に自信を持つ


人に好かれるには、まずは自分に自信を持つことが大切です。自分に自信がないと相手に合わせすぎてしまう傾向があり、合わせすぎるとそれが相手にも伝わり、心を開きにくい可能性があります。

「人と自分を比べない」「小さな成功体験を積み重ねていく」「いろいろなことを経験する」といった、自分に自信をつける考え方や行動を意識してみましょう。いつかは大きな自信に繋がるはずです。

毎日を充実させる


自分のやりたいことを一生懸命頑張っていたり、人生を楽しんでいたりする姿は魅力的に見えます。

まずは、仕事や趣味などの今やっていることをもう少し頑張ってみることで構いません。自分自身が日々を楽しむことや、充実した毎日を過ごすことが、人を惹きつける魅力の一つになるはずです。

「人たらしになろう」と頑張りすぎない


「人たらしになろう」と意識して頑張りすぎてしまうと空回ってしまうこともあるかもしれません。

人に好かれようと必要以上に力まず、自分なりに周囲の人を大切にしながら、コツコツ周りの信用を得ていきましょう。


「人たらし」を目指すことはできる!



気の合う仲間ができたり、異性からモテたりと、人から好かれるということは、恋愛をはじめとした人間関係にプラスになります。

本人に自覚のない「天然人たらし」や「天性の人たらし」などということもありますが、対人スキルを上げることで意識的に人たらしを目指すことはできます。

人たらしを目指したい場合は、「誰にでも同じように接する」「人の良いところを見る癖を付ける」など、人から好かれる行動や考え方を意識してみましょう。

取材・文/坂田圭永

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp



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