パリ五輪、フランスの棒高跳び選手が意外な理由で失格に　選手の股間に世界中の目が集中

パリ五輪もそろそろ終盤。フランスの棒高跳び選手、アントニー・アンミラティ選手が迷場面を披露、一躍有名人になっている。

事件が起きたのは先週末に行われた男子棒高跳びの予選会場。アンミラティ選手は順調にクリアしていたけれど5メートル70センチに来たところで悲劇が発生。難なくクリアすると見られたが最後の最後で股間がバーに引っかかってしまった。その大きさに耐えられなかったバーはあえなく落ちてしまい、アンミラティ選手は失格に。

French pole vaulter Anthony Ammirati fails to medal after his Male organs knocked the bar over.

Wow, even though he lost the game, in a way, he won his life.#OlympicGames #Olympia2024 pic.twitter.com/OgDTFGXJ1A

— Alistair Pallesen (@yzimng2) August 3, 2024

新聞「ニューヨークポスト」によるとアンミラティ選手は試合後「大変残念だ」と語っていたそう。「コンディションはよかった。まったく緊張せず競技を始められたのは初めてだ。観客と交流することだけが目標だった。あと少しだった」とコメント、失格になった理由については触れなかった。

とはいえこの一件でアンミラティ選手のファンは急増。SNSのフォロワーも急増しているとか。ちなみに彼は2022年の世界陸上のU20選手権で金メダルも獲得している有力選手。この五輪でもメダルを期待されていた。まさかこういう理由で失格になるとは本人もコーチも陸上協会も思っていなかったはず。次の五輪でどんな対策を講じるのか、注目したい。