「何人もと付き合っていた」「彼氏の元カノにいじめられた」ウソばかりつく友人と距離を置いた話

嘘ばかりつく友人がいたら、皆さんはどう思いますか？息をするようにうそをつかれたら、どこまで相手を信じていいのか分からなくなりますよね。嘘ばかりつく人のことはなかなか信用できないでしょう。また、そんな人から好意を抱かれてもそれも嘘なのではないかと思ってしまいすよね。今回は、嘘ばかりつく友人との交流を描いたしのという女性の話を描いています。ぶりまる(@burimaru.3)さんの作品『同級生に写真を悪用された話』をご紹介します。

初対面の子に言われたカミングアウトに絶句

「あなたのおじいちゃんは、私のお父さんなんだよ」。そんな訳の分からないカミングアウトを近藤ららと名乗る女の子が、カミングアウトをしてきました。

物語の主人公は、しの。仲が良い幼なじみと同じ高校に進学しました。ららに話しかけられたのは、入学後まもなくのこと。ららはどんな目的でそんなことを言ってきたのでしょうか…。

友だちだから、真実を知りたかった…

ららとの会話の中で「うそなのか本当なのか」さまざまな話題で疑念を抱くことが増えた、しのや周囲の友人。「彼氏の元カノにいじめられた」「中学校ではたくさんの男の子と付き合った」など、違和感のある話が多々あったのです。

問いただすと涙をみせたららですが、涙の裏で笑っているようにも見えます。友だちにうそをつき続ける理由がわかりませんよね。

うそばかりの友人との関係修復は難しい

ららが毎日のようにつく嘘に、しのは嫌悪感を抱きます。大きくても、小さくても、うそはうそ。相手に本当のことを言わない人は、いずれ他人の信頼を得ることは難しくなります。本当に大事にしたい友人なら、誠実に向き合うべきですよね。

一度失った信頼関係を取り戻すことはできず、結局ららとは距離を置くことにしたというしの。なぜうそを重ねたのかはわかりませんが、友人を大切に思うならうそをつかず、誠実なお付き合いを心掛けたいものですね。わが子の人間関係でも、注意して見守りたいと思うお話でした。

著者：ゆずプー