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医師の問いに「ありません」と答えたけれど…|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.8.7

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。まろさんは0歳の娘・メメちゃんの育児に奮闘していますが、ある日突然、激しい歯の痛みに襲われます。総合病院で検査を受けた結果「非定型歯痛」と診断。ですが、この病気が起こる原因は解明されていません。医師から「強いストレス」を感じていないか問われますが…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第50話をごらんください。

医師からストレスについて聞かれますが、「ありません」と答えた まろさん。実はずっと、ミルクを飲まない娘・メメちゃんの育児に悩まされていましたが、周囲の人からは「育てやすい子」だと言われ、そう思い込むようになっていました。

たしかに、まわりと比べると「うちの子は育てやすい」と感じることがあります。ですが今後、まろさんが病気を治すためには、自分自身を見つめ直さなくてはいけません。原因にたどり着くことはできるのでしょうか?

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

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