こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のまんまるまるこです。 今回は、福岡市早良区有田にある『福岡県立講倫館高等学校』のダンス部にお邪魔しました。福岡講倫館高校のダンス部は、メディアでもたびたび紹介されるほど活躍している強豪校です!
正門のすぐ横には‘’ダンス部全国大会優秀賞‘’の横断幕が飾られています!
先日行われた、DCC第12回全国高等学校ダンス部選手権-DANCE CLUB CHAMPIONSHIP-(以下略称DCC)にて九州大会では、九州の名だたる高校を抑えて見事優勝し、8月20日に東京で行われる全国大会に向け、猛暑の中、日々練習を頑張っています。
DCCとは・・・?
ダンス技術のみを競い合うのではなく、「漢字2文字のテーマをいかにダンスで表現するか?」という審査基準になり、「技術力」「表現力」「独創性」を総合的に審査する高校生の為の大会。
決勝大会の形式・・・「1stステージ」と「Finalステージ」で異なる‘’審査員と審査基準‘’
1stステージは、地域予選を突破した37チームを3ブロックに分けて実施。「表現力」を重視しつつも、より「技術力」に重きを置いた審査基準となる。全国地方大会の審査員から各1名(合計5名)が審査。
Finalステージは、各ブロックの上位3チーム+4位の中の最高得点チームの全10チームで実施。より「表現力」に重きを置いた審査基準となる。1stステージとは別の審査員5名による審査。
DCC決勝大会
開催日時:2024年8月20日(火)開場13:20/開演14:30
会場:東京ガーデンシアター(東京都江東区有明2-1-6)
第12回公式サイト
DCC | DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.12 (avex.jp)
ダンス部設立8年目!同好会からダンス部へ、生徒を支える4名の先生方
部員総勢29名をまとめる顧問の清松 香(きよまつ かおり)先生。創部当初から生徒たちと共にダンス部を支え、強豪ダンス部へと育ててきました。現在は、週に1回ダンス指導のための専属講師が入り、週5回の練習は生徒たちが主体的に動いているそうです。 沢山のお話やエピソードを伺いましたが、「一人一人の生徒が娘や息子のようにかわいい」とおっしゃるくらい生徒たちのことを考え、褒めていました!清松先生も個々の生徒それぞれに寄り添っていらっしゃって、生徒との信頼関係が固い!まるでみんなのお母さんのようです。
左から唐沢先生、清松先生、石井先生、脇山先生。大会衣装アレンジは石井先生が担当されています。
圧巻の練習風景!暑さにまけず一体感の中練習する生徒たち
練習場所には冷風機があるものの、外の暑さも手伝いじっとしていても汗がでる室内。その中でも集中が途切れることなく、練習に全力で取り組む姿がとても印象的でした。取材の2日後には大会出場を控えているとのことで、練習にも熱をおびており、一つ一つの振りや動作を繰り返し確認しています。
松田部長が前に立ち、細かいところの指示や合わせるポイントを伝えています。
各自振りの確認や意見交換する姿があり、生徒たち一人一人が前のめり!
清松先生の指導にも熱が入ります!
一糸乱れぬポージング!みんなかっこいい♡
表情管理が強み!
踊りに表情が入ると躍動感が増します!
歌詞によって様々に変化する表情♪
みんなの全力ダンスが写真からもビシビシ伝わってきます!!!
練習の始まりのウォーミングアップは笑顔でジャンプをして体を温めることから始まります。「表情」は大会審査の中にも入る為、普段の挨拶や練習から笑顔を忘れません。ダンスのテーマによって可愛らしさを表現することもありますが、今回は「戦い」がテーマなのでカッコよさが全面にでていました!
ダンス部を引っ張る3年生にインタビュー!
3年生部員は15名。この夏が最後の大会となる3年生にここまでの想いをお話してもらいました!
絶対的エースであり部長の松田 芽奈(まつだ めいな)さん(右) チームのムードメーカーで副部長の梶原 祥(かじわら しょう)さん(左)
みんなをまとめるために心がけていることは? 「1つのチームとして考えや意見の違いがでることもあったけど、みんなで集まりお互いの意見を伝えて話をすることで解決しチームがまとまるようになりました」 大人数になるほど一体感を出す難しさもある中で、頼れる3名のリーダーがいるからこそチーム一丸となって大会へ向かうことができるんですね!
未経験から始めた石田 理奈(いしだ りな)さん(左)、三根 舞子(みね まいこ)さん(右)。
「講倫館高校のオープンキャンパスで、色々な部活を見た中でダンス部が楽しそうで雰囲気が自分に合っていたことで入部を決めました」と話してくれた理奈さん。舞子さんは「先輩たちが出来たときには褒めてくれるし、ダメな部分をきちんと教えてくれるので高校2年生の夏にダンスを踊ることに自信がついた」と教えてくれました!
男子部員の井口 達喜(いのくち たつき)さん
達喜さんはダンス部の中でたった一人の男子部員。「1年生で入部した時には上級生の3人の先輩がそばにいてくれ、その先輩方に勇気をもらいました。1人はさみしいですが最後の大会になるので悔いが無いよう全力で頑張ります!」と話してくれました。
部のお決まりキメポーズ♪
先生も生徒のみんなも笑顔が素敵です♡3年生部員のみんなを筆頭にそれぞれの想いを大会にぶつけて是非優勝を勝ち取ってほしい!!芸能活動をしていたり、ダンサーとして活動する生徒さんもいて、それぞれ個性があふれる部員の皆さんでした♪
力強く情熱的な不屈の魂をダンスで表現!
昨年の大会では出場が叶わなかった、この悔しさを闘志に変えて「闘魂(読み:バトルソウル)」という作品テーマのもと23名の生徒で大会に挑みます。
ダンスのみどころ
戦いをイメージしたダンスになっているので、力強い不屈の魂を表現します。歌詞に合わせた表情や、後半にはユニゾンといわれるみんなでそろえる部分に注目ください!!
福岡講倫館高校を選ぶ未来の生徒さんへメッセージ
松田部長より「入部して慣れるまでは、大変でキツイこともあると思うけど、やってることは今しかできない、仲間ができることは大きいです!青春したいなら入って!!」
未経験からでも引き上げ、全部員で全国大会を目指せる福岡講倫館高校ダンス部は、先生も生徒も熱い!!私が学生であれば入部したいと心から思いました!!8月の大会をみんなで応援しましょう!
過去のダンス動画や生徒の紹介などインスタグラムでも公開しているので是非チェックしてください♪
https://www.instagram.com/fkd_dance