ソン・ガンの迫力の演技が話題の人気作!『Sweet Home』シーズン3の見どころ解説

Netflixで配信されている『Sweet Home－俺と世界の絶望－』シーズン3。シーズン1から人気作として注目を集めてきた同作で、主演を務めているのがソン・ガンである。

彼が演じているのは、シーズン1では一人暮らしを始めたグリーンホームで人間が怪物に変わるパンデミックに遭遇し、シーズン2では怪物になった人の欲望を見る能力があることを知るが、怪物である別人格に支配されてしまったチャ・ヒョンスだ。

物語の第2話では、怪物になりかけていたところを救われたソ・イギョン（イ・シヨン扮）は、イ・ウニュ（コ・ミンシ扮）に連れられてヒョンスの様子を確認しにいく。

そんなイギョンが目にしたのは、腕が怪物化したまま気を失っているヒョンスの姿だった。彼はイギョンを救った後、怪物化した腕は元に戻らず、意識も戻らないため、万が一に備えて隔離されていたのである。

その後、ウニュの呼びかけにより目を覚ましたヒョンスだったが、怪物の人格に支配されてしまっていた。

それでは、ここから第3話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。

怪物化したヒョンスに首を絞められているパク・チャニョン（ジニョン扮）は、彼を殺そうとする。そのとき、ウニュがヒョンスの隙をついて麻酔薬を注射する。薬が効いたことによりヒョンスはチャニョンから手を放し、ウニュの腕の中で意識を失うのだった。

怪物化したヒョンスに対して無謀な行動をとったことをチャニョンに責められるウニュだが、それでも彼女はヒョンスのことが見捨てられなかったのである。

その一方で、自ら命を絶つことで自身の怪物化を止めたホサン（ヒョン・ボンシク扮）の亡骸を前に、約束を守れなかったことを謝罪するハニ（チェ・ウォンビン扮）。最後まで抗った彼に尊敬の意を示すが……。

主演として常に迫力の演技を見せるソン・ガン。共演している俳優たちとも息のあった演技を披露している。『Sweet Home』シーズン3での見られる彼の魅力をぜひ堪能してほしい。

文＝大地康