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娘への思いを込めて「結菜」と命名…したはずが…?|家族なんていらない

  • 2024.8.6

このお話は、産後間もない主人公・小梅と、家族をないがしろにする夫・靖(やすし)の物語。靖の不倫騒動を含む、人の欲深さや身勝手さが描かれています。初孫との面会に訪れた実母に、自分が考えた名前をうれしそうに伝えようとする小梅。同じタイミングで靖も来たことで話は中断されますが、和気あいあいとした雰囲気に。改めて娘の名前を伝えようとする小梅でしたが…。紙屋束実(@kamiya.tsukami)さんによる『家族なんていらない』第6話をごらんください。

娘の幸せを願って考えた名前を伝えようとした瞬間、夫の口から伝えられたのは全く違う名前。想像もしていなかった事態に、小梅は思わず大声を上げてしまいました。

小梅が名前に込めた想いを聞いていながら、一言の相談もなく娘の名前を変えるなんて、どんな理由であっても許されることではないですよね。

幸せを守るため、家族との絶縁が必要なことも

このお話の主人公・小梅は、娘が生まれてからも家族を大切にしない夫・靖へのイラ立ちを感じていました。いつまでも自分勝手な靖との夫婦仲が悪化する中、突如として靖の不倫疑惑が浮上。しかも、その相手は小梅の実の家族である姉だったのです…。

出産・育児に追われる中で起きる家族間トラブル。小梅は物語の中で、周囲の人の身勝手すぎる本性を目の当たりにしていきます。しかし、信じていた家族から裏切られる一方、家族以上に信頼を寄せる友人たちの大切さに気づくことができました。

家族という近しい関係性の人と距離を取るのは勇気が必要ではありますが、自分を傷つけてくる相手とは距離を置く選択も忘れてはいけません。自分にとって本当に大切な人と幸せに生きていくために、周囲の人の本質を見極める重要性を考えさせられる作品です。

著者:NAKAMA

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