1. トップ
  2. エンタメ
  3. 【SixTONES 京本大我】単独初主演映画『言えない秘密』の撮影秘話や作品への想いを語る

【SixTONES 京本大我】単独初主演映画『言えない秘密』の撮影秘話や作品への想いを語る

  • 2024.8.7

俳優としての活躍も目覚ましく、映画『言えない秘密』で映画単独初主演を飾るSixTONESの京本大我さん。作品の見どころや撮影秘話などを聞きました。

profile
京本大我
きょうもと・たいが 1994年12月3日生まれ。SixTONESのメンバーとして活動中。ソ8月19日より主演舞台「モーツァルト!」が公演予定。

ピアノを初めて本格的に習って魔法みたいな瞬間を味わえた

京本大我さんが単独初主演を飾るのは、台湾の同名映画のリメイク『言えない秘密』。趣のある音楽大学を舞台に、音大生・湊人とどこか謎めいた雰囲気のある女性・雪乃が、ピアノを通して運命的な出逢いを果たす淡く切ないラブストーリーだ。

「脚本を読んだとき、台湾版とはいい意味で違って、日本版ならではの繊細さと、湊人と雪乃の関係性が儚く美しいと感じました。単独初主演映画として、この作品に関われることを光栄に思います」

演じる湊人は、ピアノの抜きん出た才能を持っているが、留学時にトラウマを抱える音大生。 「湊人は、等身大なザ・男の子という感じの子です。留学先で挫折していますが、役を演じる上で強調して演じていません。僕自身は大学に行っていないし、音大生でもないから、そのリアルさを追求するためにピアノの練習をしたくらいです」

今作でピアノの演奏に本格初挑戦。ソロはもちろん、雪乃を演じる古川琴音さんとの連弾シーンも見どころのひとつだ。

「僕のピアノは完全に独学で、軽く弾けるぐらいなので、撮影の3カ月前から練習させてもらいました。ペダルを踏むのが思った以上に大変で苦戦したんですけど、得るものが多かったです。僕はギターをやるので、ギターでセッションしたときもですけど、連弾することで、言葉じゃないものでギュッと縮まる、魔法みたいな瞬間を味わえました。ピアノを通して、わかり合えたり、打ちとけ合えるのが素敵だと思ったし、人と一緒に奏でる楽しさを学べました」

理解者であり成長もできる自然体で理想的な関係

ピアノを楽しめなくなってしまった湊人と、明るく魅力的でありながら、ある“秘密”を抱えた雪乃。二人は自然と惹かれ合い、雪乃の明るく純粋なピアノの演奏が、湊人を癒していく。

「自然体で惹かれ合う二人の関係は、理想だと思います。友達の延長でもあって、理解者で、お互いを成長させてくれる存在でもあって。誰にとっても、そういう人に出逢えたらいいな、もしくは自分の理解者やわかり合える人って実は身近にいるかもしれないって思える作品だと思います」

今年20代最後の年。結成10周年を迎えたSixTONESのメンバーとして、映画やドラマ、舞台で活躍する俳優として「駆けぬけたい」と力強く語る。

「主演映画に憧れがあったので、20代のうちに公開されるなんて奇跡ですし、感謝しています。さらに作品が僕にぴったりだって言ってもらえることが多くて、そんな作品に出会えたことがうれしくて、みなさんに届けられるのが楽しみです。6月の公開時期、エゴサしちゃいそうな気がする(笑)」

information
映画『言えない秘密』

同名の台湾映画を原案に、SixTONESの京本大我が映画単独初主演を務め、ヒロインを古川琴音が演じるラブストーリー。主題歌は、SixTONESの「ここに帰ってきて」。公開中。

Photograph=Ryoko Amano Styling=Syohei Fujinaga Hair & Make-up=Koichi Takahashi〈Nestation〉 Text=Miku Sugishima

※InRed2024年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる