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「あんたの旦那、奪ったから」え?夫とは会ったことないはずなのに?同級生がしていた重大な勘違い

  • 2024.8.8

大学進学を機に地元を離れて東京で暮らしている私。東京で就職し、結婚して専業主婦をしています。ある日、高校の同級生から同窓会のお知らせが届きました。幹事のY子は、「仲の良かった人以外にも連絡したいけれど、連絡先がわからなくて困っている」と言います。そこで、私は同じ上京組のM子へと連絡してみることに。すると、ひょんな会話から夫の「略奪宣言」をされて……?

同窓会のお知らせ

ある日、高校の同級生・Y子から同窓会の連絡が届きました。Y子は幹事を任されたようで、「連絡先がわからない子もいるから大変」と困っていました。「私から連絡できる子は参加の可否を聞いてみるよ」と、私は同じく東京の大学に進学したM子に連絡をしてみることにしました。

M子への連絡自体、久しぶり。連絡先が変わってしまっていたら……という思いがありましたが、無事にメッセージが返ってきて、M子も同窓会へ行きたい、とのこと。私はM子の連絡先をY子に伝え、同窓会についてはY子から連絡する旨を伝えました。

その後、M子とは何気ないメッセージのやりとりが続いていました。

私「大学卒業後も東京にいるの?」

M子「父の会社に就職して地元に戻ってるよ! あなたは?」

私「私は東京で就職して結婚したよ~。それで今は専業主婦」

そう伝えると、「あんたが結婚?」と急にこわばった文面になったM子。私はひとまず普通に「そう、学生時代から付き合っていた彼とね」と返しました。

突然の夫、略奪宣言!?

M子から「え、それってバレーボールをやってた人?」と返事が。たしかに、夫は学生時代、バレーボールに打ち込んでいました。ただ、M子がなぜそれを……?

不思議に思いながらも「そうだよ」と返事をしました。すると、M子が豹変……!

「腹立つ、私も狙っていたのに奪ったのね! でも、同窓会で奪い返してやるから!」

とまさかの略奪宣言をされてしまったのです。

私が結婚相手について説明しようとするも、全く聞く耳を持ってもらえず……。そのまま連絡を区切られてしまいました。

1カ月後…

1カ月後、M子から「あんたに勝ったわ」と連絡が届きました。「どういうこと?」と聞くと、「昨日の同窓会、楽しかったわね! 予定通り、あんたの旦那をお持ち帰りしたの♡ だから、さっさと離婚届の準備をしてくれる?」と言うのです。

彼女の言葉の意味がわかりませんでした。M子は、「あんたの旦那、私のほうがいいんですって!」と続けますが……。

「私の夫は大学の同級生だけど……それって、誰?」。

そう言うと、M子は「は? バレー部のキャプテンよ!」とイラついたように言います。

M子が略奪したのは誰?

私の夫は大学時代の同級生で、高校の同窓会に行けるはずがありません。そして私自身、高校時代の男子バレー部のキャプテンとはそもそも接点もありませんでした。

そのことを伝えると、M子からは「は!? 昨日だって仲良さげに話してたじゃない!」という言葉が。

その言葉に「もしや……」とハッとした私。

「私、昨日は大学のサークルの同窓会が先約であったから行けていないのよ。M子が見たのは私の双子の妹じゃない?」。

そう、私には双子の妹がいて、妹は高校時代、女子バレー部のキャプテンをしていました。当然、男子バレー部のキャプテンとも話をするでしょうし、接点はあったはず。昨日の同窓会で会話をしているのも不自然じゃありません。

思えば、M子には双子ということは話していなかったかもしれません。双子の妹とは、高校時代、専攻の違いで校舎も別だったため、そもそも、学校内では顔を合わせること自体少なかったのです。

それで言うと……M子が略奪したという、高校時代の男子バレー部のキャプテンは……。同窓会の幹事であるY子の夫です!

ちなみに、Y子のお父さんは地元で有名な有権者です。そのことをM子に伝えるとマズいと思ったのか、「お願い!! 黙ってて!!」と慌て始めましたが、もちろん黙っているなんてできません。私は急いでY子に連絡をしました。

勘違い女の末路

その後、Y子からは「浮気の現場をおさえたわ」という連絡が。もともとY子の夫は浮気性なところがあり、これがはじめてではなかったのだとか。離婚も視野に入れていたところだったのだそうです。

そして、田舎ですから、M子とY子の夫のことは地元中にあっというまに広がり……。居場所がなくなったM子は東京へと戻ってきたようです。

M子からは、怒りの連絡が届いたかと思えば、「東京へ来たけど、暮らすところが見つからないから泊めて!」と懇願の連絡も届きました。しかし、不貞を働いて逃げてくるような人と関係をもちたくありません。「かわいそうだけど、あなたが自分でしたことでしょ。誠意を見せなきゃ」とだけ伝え、彼女の連絡先はブロックしています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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