広いテラスのある「江ノ島小屋」で江ノ島を眺めていただく最高の朝ごはん♪

湘南の浜にたたずむ昔ながらの網小屋をイメージしたという食事処「江ノ島小屋」。シンプルな板張りの建物で、テラスからは目の前に江ノ島を望み、潮風を感じながら新鮮な魚と旬の野菜を使った定食がいただけます。朝は8時からオープンしているので、早起きしてお出かけしてはいかがでしょうか。

旬の獲れたて地魚が美味しいとっておきのお店

スタイリッシュでありながらも、どことなく漁師小屋のような雰囲気の漂う「江ノ島小屋」。近郊で水揚げされる地魚をはじめとした旬の魚料理がおいしいお店で、このあたりでよく見かける浜辺の風景のように、まわりの景色に溶け込みます。

厨房では早朝から魚の仕込みがはじまり、扱う魚の種類は豊富。スタッフが数えたところ年間で約120種類にものぼるのだそう。熟練した職人のような料理人が、旬の魚の美味しさをしっかりと引き出します。

湘南の潮風を感じながら3通りに楽しむ名物丼

お店の奥は広いテラスになっていて、目の前に江ノ島を望みます。ここでは江ノ島名物のシラス丼やお刺身の盛り合わせなどを、湘南の雰囲気を楽しみながらのんびりと過ごせます。

数あるメニューの中でもおすすめの「まかない丼」。季節の魚を3～4種類ほど大きめにカットして程よい食感を残したなめろうをご飯の上にたっぷりと盛りつけます。テーブルに運ばれてくるときはパリッとした焼きのりが全型の大きさのまま丼ぶりを覆うようにかぶせられ、いい香りも漂います。

なめろうは吟醸味噌と秘伝のゴマダレ、ショウガで味付けされ、キュウリ、小ネギなどの薬味やイクラと一緒にいただきます。大きな海苔に巻いて海苔巻き風にするほか、最後はおかわりのできるお吸い物でお茶漬けにするのがこの小屋流。昆布やメジカなどでしっかりとった出汁は風味豊かです。ぜひ温かいお茶漬けを味わって。

朝の体にやさしい海の幸をギュッと凝縮した旨味

朝食は2種類用意されています。その一つの「漁師汁定食」は、その時期に獲れた魚を数種類、骨ごと昆布やカツオと一緒に圧力鍋で6時間ほど煮込んだ濃厚な漁師汁がメインです。骨の形もなくなるほどトロトロで、旨味がギュッと凝縮していますよ。

この海の恵みたっぷりの漁師汁と相性抜群なのが、完全無農薬で育てたお米で炊いたごはんです。契約農家さんから仕入れる無農薬米で、朝8時からの朝食タイムに美味しくいただけるよう時間を調整して炊いていくのだそう。

炊きたてのごはんは、旬の魚のお刺身にもよくあいます。見るからに新鮮な色をしたお刺身は適度な油分をまとっていて、甘みも十分。大満足の朝ごはんです。

新鮮な素材をますます美味しくする数々のこだわり食材

もう一つの朝食は「金目鯛の煮汁卵かけご飯」（1460円）です。ごはんの上に平飼いで元気に育った卵と金目鯛の煮汁、そしてテーブルでスタッフが削る鰹節をたっぷりのせていただきます。
卵や香りのいい鰹節など、扱う食材は手間と時間をかけて大切に育てられたものばかりで、朝食に限らずほかの定食にも使います。西伊豆のワサビ、福岡県の天然塩などこだわりの食材を日本全国から探すほか、野菜は鵠沼の畑でスタッフが協力しあって育てた無農薬野菜。こうした一つひとつの配慮が食材の美味しさをさらに引き出します。

食材を盛り付ける器も魅力的です。とくに唐津焼のお皿は、富士山や江ノ電をモチーフにしたオリジナル。「漁師汁定食」の刺身皿もテラスから見ている江ノ島の眺めです。

江ノ島エリアの散策はこの小屋から出発

美味しい朝ごはんのいただける「江ノ島小屋」。ここでしっかりと朝食をとった後は、江ノ島の散策やこの付近のビーチでの海水浴、さらに江ノ電に乗って鎌倉の街歩きも楽しめます。ぜひ立ち寄って旬の美味しさを堪能してくださいね。