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平野美宇、張本美和のシングルス起用がカギ握るか エース・早田ひなが満身創痍の日本女子がタイとの準々決勝へ挑む【パリ五輪2024】

  • 2024.8.7
渡辺武弘監督(写真左)、平野美宇、早田ひな、張本美和(C)Getty Images
SPREAD : 渡辺武弘監督(写真左)、平野美宇、早田ひな、張本美和(C)Getty Images

パリ2024オリンピック」の卓球競技は6日(日本時間7日)、女子団体の準々決勝が行われる。第2シードの日本はタイと対戦する。
前日の1回戦ではポーランド相手に3-0でストレート勝ちを収め、順当なスタートを切った日本女子。金メダル獲得を目指すなか、ベスト4をかけた戦いに挑んでいく。

■開催国フランス撃破のタイ

ポーランド戦で注目されたのが日本チームのオーダーで、渡辺武弘監督はシングルスの準々決勝で左腕を痛めた早田ひな(日本生命)を平野美宇(木下グループ)と組ませてダブルスで起用。同学年2人による左右のペアは悪くない連携を見せた。
また、2番手に抜擢された16歳の張本美和(木下グループ)が五輪デビューを飾り3-0で快勝。3番手のシングルスには平野が2点起用され、ストレート勝ちを収めた。
開催国フランスを撃破したタイ相手の戦いとなるが、日本の優位は変わらない。そんななか、怪我からの回復途中である早田の負担をいかに減らしつつ勝ち上がれるかも今後に向けてはカギを握っており、2番手以降のシングルスでは平野、張本美という2人の働きに頼るところは大きい。
シングルスで銅に輝いたエースの早田が満身創痍の状態での団体戦となった日本女子。総合力では上回るタイ相手に順当な勝利を収めて、準決勝に駒を進めることができるか。

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