「水木しげる記念館」リニューアルした館内のみどころをチェック！│鳥取

「ゲゲゲの鬼太郎」作者として有名な水木しげる先生の出身地・鳥取県境港市には国内随一の妖怪ワールド「水木しげるロード」があります。その代表的な施設となる「水木しげる記念館」が2024年4月にリニューアルオープン！水木ファンのみならず、訪れればきっと魅力的な妖怪の世界にハマるはず！ぜひお出かけしてみてくださいね。

2024年4月にリニューアル！「水木しげる記念館」はこんなところ

「水木しげる記念館」が約1年間の改装工事期間を経て、2024年4月にリニューアルオープン！床面積は1.5倍に、展示数も充実しパワーアップしました。今回はそんな新しくなった「水木しげる記念館」のみどころをご紹介します。

生誕から幼少期、漫画家になるまで／第1章〜第3章

常設展示は2階からスタート。第1章〜第3章は水木しげる先生（以下、水木先生）の幼少期や戦争体験、漫画家になるまでの道のりを追体験できるエリアになっています。

出生や幼少期のエピソードから、水木作品の根幹となる戦争体験、そして「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などを生み出す漫画家として成功するまでを展示で順に紹介しています。

水木しげるが描いた妖怪たちと代表作／第4章、第5章

第4章では水木先生が描いた妖怪たちが登場！旧館でも一番人気だった「妖怪洞窟」がさらにパワーアップ。不気味に照らされた洞穴に潜む約43体の妖怪がお目見えします。水木漫画から飛び出してきたようなリアルな妖怪フィギュアは必見！”怖いけど楽しい！”と評判です。なかには怖くて泣いちゃうちびっ子もいるのだとか。

水木先生独特のタッチで描かれた貴重な妖怪画にも注目です。

続く第5章では「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」などの代表作を展示。「鬼太郎の貸本屋」コーナーでは復刻版の水木漫画を自由に読むことができます。

水木しげるが紡ぐ言霊たち／第6章

第6章は「なまけ者になりなさい」「のん気にくらしなさい」など、水木先生ならではの名言を堪能できるエリアです。時に勇気づけられ、時に癒され許されるような言葉の数々に思わず胸を打たれます。

貴重な原画は必見！約半年ごとに入れ替わる／企画展示

約半年ごとに入れ替わる企画展示。2024年7月現在は「鬼太郎の誕生ー生まれ変わる四つの物語ー」の前期を2024年10月20日まで、後期を10月22日〜2025年4月6日まで開催しています。1954年ごろの鬼太郎の始まりから誰もが知る鬼太郎に至るまで、原画で追う展示。それぞれの年代で変わりゆく絵のタッチや表現を楽しめます。

限定グッズを入手！／な・ぷーんストア

ここでしか買えないオリジナルグッズを扱うミュージアムショップ「な・ぷーんストア」。常設展示の関連グッズをはじめ、企画展関連グッズなど、妖怪ファン&水木ファンにはたまらない商品を取り揃えています。珍しいおみやげもゲットできますよ。

チケットの購入方法をチェック！

入館チケットは当日なら記念館の窓口で購入できます。ただ、混雑状況により待つこともあるので、前売券がおすすめ！前売券は公式Webサイト（https://mizuki.sakaiminato.net/）から購入可能なので、事前に用意しておくのがベターです。

パワーアップした「水木しげる記念館」いかがだったでしょうか？水木しげるロードには、ほかにも鬼太郎や妖怪関連のスポットやショップが点在しています。ぜひ周辺観光と合わせて楽しみましょう！

■水木しげる記念館（みずきしげるきねんかん）
住所：鳥取県境港市本町5番地
TEL：0859-42-2171
営業時間：9時30分〜17時（最終入場は16時30分）
定休日：無休
料金：大人1000円、中高生500円、小学生300円※前売り券は100円引き
アクセス：JR境港駅から徒歩10分

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ山陰 出雲 松江 鳥取 萩'25』に掲載した記事をもとに作成しています。