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【奈良かき氷】「パティスリーKARAKU」のオーナーパティシエが作る、見目麗しいバラのかき氷はコスパも最高

  • 2024.8.7

「猿沢豆花」「チーズケーキロックス」など奈良市内に流行のお店を次々とオープンさせてきたプロデューサーであり、オーナーパティシエである岩崎氏がパティシエを務めるお店「パティスリーKARAKU(ぱてぃすりーからく)」の美しく、ロマンティックなかき氷をご紹介します。

地元の人たちに愛されるケーキ店の、美しすぎるかき氷

るるぶ&more.編集部

奈良県の旧市街地、ならまちを東西に走る「ならまち大通り」と南北に走る「やすらぎの道」。その交差点から西へ180メートルほどのところに「パティスリーKARAKU」はあります。

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JR奈良駅からも近鉄奈良駅からも徒歩およそ10分圏内で、2009年のオープン以来、地元の人々から愛されているケーキ屋さんです。東京の伝統的なフランス菓子の店で修行し、さらにフランスに渡って研鑽を積んだ岩崎氏による本格的な洋菓子が人気。 看板商品は、表にも大きく紹介されていることでわかるとおり、シュークリームです。

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店内は広々としていて、ケーキや焼き菓子の販売がメイン。

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「パティスリーKARAKU」がかき氷をスタートさせたのは、奈良のかき氷を愛する有志でフリーペーパー発行した10年前から。岩崎氏自身が立ち上げに関わったこともあり、そのときからかき氷の提供を始めたそうです。

鮮やかな赤に魅了されるかき氷「苺と薔薇」

「苺と薔薇」1180円
「苺と薔薇」1180円

お店に並ぶかき氷は、およそ4種類。今回ご紹介するのはそのうち定番の「苺と薔薇」と「ルビーショコラ」。「食べる宝石」とでもよびたくなるような、赤色のグラデーションが美しいかき氷「苺と薔薇」。イチゴとバラに共通するのは、美しい赤。そして、どちらもバラ科の植物。だから食べた時に一体感が感じられるそう。

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コンポートしたいちごのソースとカスタードクリーム、バラのソースで層を重ねます。カスタードクリームは看板商品のシュークリームにも入るオリジナル。

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ひとすくい。ほんのりとしたバラの風味とイチゴの甘みと酸味、それらをまとめあげるのがカスタードクリームのまろやかさ。氷の中にカスタードクリームの存在感がしっかりとあって、ケーキを食べているかのような満足感があります。

ピンク色がロマンティックな「ルビーショコラ」

「ルビーショコラ」1280円
「ルビーショコラ」1280円

そして、第4のチョコレート、ルビーチョコレートを使う斬新なかき氷が「ルビーショコラ」。上にのっているルビーチョコレートは、躍動する鹿をイメージして造形。こういったパーツもひとつずつ手作りです。飾りにマカロンを3つのせた姿も個性的で、パティスリーらしい一品。

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洋菓子の技術でかき氷を作りたい。氷という素材を使って菓子の表現を広げていきたいと岩崎氏。

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散りばめられたトッピングは、プラリネ・ルージュ。プラリネはローストしたナッツ類をキャラメリゼしたもの。それに赤い色をつけるのが、フランス、リヨン流。こちらにもカスタードが入っていて、爽やかな風味のルビーチョコレートとよく合います。

これだけデザインにも味にも凝ったかき氷がどちらも1300円以下なのは、かなり高コスパではないでしょうか。暑い日をその美しい姿で癒してくれる「パティスリーKARAKU」のかき氷。ならまち散策の際の立ち寄りスポットに加えてみては?

■パティスリーKARAKU(ぱてぃすりーからく)
住所:奈良県奈良市杉ヶ町73
TEL:0742-22-0050
営業時間:11〜19時
定休日:無休
アクセス:JR・近鉄奈良駅から徒歩10分

 


Photo:photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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