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保育園生活で誤解が発生!?娘の紛らわしい言い間違いが原因で先生を困惑させてしまった話

  • 2024.8.7

娘は1歳のときから保育園に通っています。次女が2歳9カ月のとき、私は第4子となる次男を妊娠中でした。娘はちょうどトイトレの真っ最中で、まだおむつにおしっこをしてしまうこともしばしば。そんなとき、担任の先生を困らせてしまう、ある言い間違いを覚えてしまったのでした。

「おむつかえりたい」と言い出した娘

娘はトイレには行けないものの、おむつにおしっこを出したことが自分でわかる段階まできていたので、おむつが濡れると「おしっこ出た!」と教えてくれるようになっていました。そして、たいていおむつを自分で選んで持ってくるので、私が替えてあげるという流れが多かったです。

しかし、ある日突然、これまでは特に何も言っていなかった娘が「おむつ、かえりたい」と言うようになりました。この「かえりたい」というのは、おむつを「替えたい」の言い間違い。かわいい言い間違いだなと思いつつ、「“かえりたい”じゃなくて“かえたい”だよ」と教えてみましたが言い間違いは直らず、いつしか娘に「おむつ、かえりたい」が定着してしまったのでした。

保育園でも「かえりたい」

娘は家ではとても活発でお調子者な性格ですが、保育園ではわりとおとなしく過ごしているようで、発言するときも控えめになってしまうことがあるそう。そんな娘がある日、保育園でもあの言い間違いをしたのです。

先生の話によれば、そのときも娘は元気がない様子でトボトボと先生の後ろに来るなり、「……かえりたい」と言ってきたとのこと。この様子を見た先生が、「おうちに帰りたい……。ママと一緒にいたいんだな」というメッセージだと勘違い。心配した先生は帰り際にこの出来事を話してくれ、「ゆっくり休んでね」と言ってくれたのです。

とはいえ、いつもと変わらず元気な姿を見せてくれていた娘。最初は先生の言葉にピンときませんでしたが、家に帰り再びいつもの「おむつ、かえりたい」を聞いてふと、「もしかして、この言い間違いのことでは?」ということに気づきました。

帰りたいわけではなかった!

次の日、「最近おむつを替えてほしいとき、“かえたい”のことを“かえりたい”って言うんです」と先生に話してみました。すると、「あれはおうちに帰りたいって言っていたわけではなくて、おむつを替えたいということだったのね! 確かにあのあと、すぐにおトイレに行っています」と先生も納得。

もうすぐおねえさんになる娘。赤ちゃん返りなのか、指しゃぶりをしたり、イヤイヤが激しかったりという様子も見られていたため、先生も娘が「かえりたい」と言ったのをストレートに受け取ってしまったようです。お互いに意味がわかってスッキリ。そして、たとえ小さなエピソードでも、子どもの発達については保育園と共有しておいたほうが良いんだなと感じました。

3歳5カ月を迎えても娘は、「おむつ、かえりたい」と言っており、都度訂正はするものの、すぐに正しい言葉に直すのは難しいのかもしれません。今後も気になる言い間違いは先生とも共有し、保育園と連携して娘が正しい言葉を覚えていけるように手助けをしながらも、温かく見守っていきたいと思います。

著者:夏川さほ/女性・ライター。10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。

作画:星田つまみ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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