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ブレイク・ライブリー、子どもたちに出演作を見せられない理由

  • 2024.8.6
Blake Lively is seen outside "CBS" on August 05, 2024 in New York City.

ブレイク・ライブリーは、夫ライアン・レイノルズとの間にもうけた4人の子どもたち、9歳のジェームズと7歳のイネス、4歳のベティ、そして昨年生まれた息子のオリンに自身の出演作を見せられないそうだ。「E! ニュース」のインタビューで、「正直なところ、『野蛮なやつら/SAVAGES』は子どもたちが観るのに適していないし、『ザ・タウン』もおすすめとは言えない。私の出演作って、暴力的だから」と打ち明けた。

オリバー・ストーン監督の『野蛮なやつら/SAVAGES』(2012)は、カリフォルニアで大麻を栽培する親友の男性2人が、三角関係の恋人を拉致した麻薬カルテルを相手に戦いを挑むスリラー映画ベン・アフレックがメガホンを取った『ザ・タウン』(2010)もまた、強盗集団を描く犯罪スリラーだ。ほかにも、サメに襲われるアクションホラー『ロスト・バケーション』(2016)、復讐劇を描く『リズム・セクション』(2020)など、キッズフレンドリーとは言えない作品が多い。

ちなみに、コリーン・フーヴァーによる2016年の同名小説を映画化した待機作『It Ends With Us(原題)』も、その中の一本と言えそうだ。子ども時代のトラウマを抱えたリリー(ブレイク)が、ボストンで長年の夢だった花屋を開業し、新たな人生を築いていくも、恋に落ちた脳神経外科医のライルに裏の顔があることが発覚。初恋の相手と再会したことで、混乱が生じていくこととなる。

Blake Lively and Ryan Reynolds attend the "Deadpool & Wolverine" New York Premiere on July 22, 2024 in New York City.

一方、夫のライアンは、R指定のヒーロー映画『デッドプール』シリーズがヒットを飛ばしているが、『ブルー きみは大丈夫』(2024)や『クルードさんちのはじめての冒険』(2013)、『名探偵ピカチュウ』(2019)など、子ども向けの出演作もある。ブレイクは、「夫のフィルモグラフィの方がずっと視聴者に優しい。そうね、ママの映画はそうじゃない」と認めている。

Text: Tae Terai

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