「新進気鋭のスーパースター」52年ぶり三冠・岡慎之助に寄せられる賛辞　沖縄出身の“元NFL選手”も言及「2年前は選手生命が……」【パリ五輪2024】

「パリ2024オリンピック」の体操競技は5日、男子種目別鉄棒の決勝が行われ、岡慎之助が14.533点で金メダルを獲得した。今大会団体、個人総合に続く3つ目の金メダルを獲得と躍進を見せる20歳に対した称賛の声が挙がっている。

■鉄棒では橋本に続く連覇達成

種目別の平行棒で銅メダルを獲得していた岡が、直後に行われた鉄棒でも圧巻の演技を披露。鉄棒では前回東京五輪の橋本大輝に続く日本勢連覇となり、1972年のミュンヘン大会の加藤沢男以来52年ぶりの三冠に輝いた。
この岡の躍進に世界から称賛が集まるなか、自身のX（旧ツイッター）で言及したのがロバート・グリフィン3世。沖縄出身の元NFL選手がこの快挙に言及し、「20歳のオカが現在、パリ五輪で金メダル3個と銅メダル1個を獲得している。日本体操界の新進気鋭のスーパースターだ」と絶賛した。
今回のパリ五輪をレポートするグリフィン3世は岡が個人総合団体で金メダルに輝いた際にも「2年前には前十字靭帯を断裂して以来、選手生命が危ぶまれていたが、今回初の五輪の3日間で金メダル2個を獲得した」とレポートしていた。
今回の五輪でスターダムを駆け上がる岡の演技は元NFL選手の目にも印象深く映っているようだ。