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なぜ地獄のような暑さの日本と韓国に来たのか トッテナム番記者が理由分析 「マラソンのように…」

  • 2024.8.6
なぜ地獄のような暑さの日本と韓国に来たのか トッテナム番記者が理由分析 「マラソンのように…」
なぜ地獄のような暑さの日本と韓国に来たのか トッテナム番記者が理由分析 「マラソンのように…」

Text by 井上大輔(編集部)

今夏もプレシーズンツアーで欧州の有名チームが日本にやってきた。

トッテナムも来日したクラブのひとつ。7月27日に東京の国立競技場でヴィッセル神戸と対戦。その後、韓国に向かうと、7月31日にKリーグ選抜と、8月3日にはバイエルン・ミュンヘンとそれぞれソウルで対戦している。

来日した際、トッテナムFWデヤン・クルセフスキは、「最初のトレーニングの冒頭2分はこれまでで最悪だった。暑さがクレイジーだったからね。サウナのなかで練習しているようだった」とこぼしていた。

そうしたなか、韓国紙『OSEN』は、「体感温度37度、湿度80%以上…なぜ地獄のようなソウルで試合をやったのか」と伝えていた。

「7月下旬から8月上旬にかけての韓国は世界で最も湿度が高い国になる。

Kリーグ選抜との試合が行われた7月31日のソウルは気温35度で湿度88%。8月3日も気温37度、湿度71%だった。

息をするのもやっとで、じっと立っているだけでも汗が滴り落ちる。トッテナムは訪韓前に日本にいたが、天候は変わらない」

『Football London』のトッテナム担当であるアレスター・ゴールド氏は、チームに同行して韓国を訪問。同氏はこう分析していたそう。

「日本と韓国の天候は非常に湿度が高く、トッテナムは厳しい2週間を過ごした。夜でさえ気温は30度を超えていた。なぜ、アンジェ・ポステコグルー監督はこのような疲労を選手たちに与えたのか。

マラソンの準備過程に似ている。試合に備えて高いインテンシティのトレーニングを行う。プレミアリーグで95分以上プレーするのを楽にするためだ」

タフなプレミアリーグの戦いに備えるために、あえて過酷な環境の日韓で過ごしたということだろうか。金銭的なうまみなどもあったはずだが…。

トッテナムは19日にプレミアリーグ開幕戦でレスターと対戦する。

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