【那珂川】老舗とんかつ屋さん、早良区から移転オープン「とんかつ重廣」

こんにちは。趣味は乗り物、特技は食べ歩きのリビングふくおか・北九州Web地域特派員 ”ほっぺた親爺” です。 毎日、通勤・通学で通る道で、ある日、工事が始まりました。 何ができるのか？工事の進捗を見守っていると、そのうち何が出来るか想像できるようになります。 さらに何日かすると、「〇月〇日オープン」の文字が出てきます。 なんだか、そのオープンを心待ちにすること‥って、ありませんか? 今回は、工事中からオープンを心待ちにしていたお店、とんかつ重廣を7月２９日のオープン初日に訪問しました。

目印は大きな茶色い看板

場所は、福岡市南区から東脊振トンネルに向かう国道３8５号線の内田交差点の手前にあります。 ”とんかつ重廣” の大きな茶色い看板が目印です。

店舗前に３台、店舗裏に５台分の駐車場が用意されています。 店舗裏の５台分のスペースは、案内図で詳しく説明されています。 指定駐車スペース以外には ”くれぐれも駐車しないようにしましょう！”。

店舗前にはお祝いのお花がたくさんありました。 聞けば、昭和５３年創業でこれまで早良区で営業してきた老舗。 早良区は那珂川市の隣ですが、ほっぺた親爺と同様、行動範囲に無かったので初訪問するお客さんが多く見受けられました。 那珂川市民としては、嬉しい移転オープンです！！

先ずは、店前でメニューを確認、店内の券売機で食券を購入

店内に入ってすぐの左手には、待合スペースと券売機。

券売機の最上段にはランチメニュー３種。1,000円以下から定食が食べられ、しかもご飯のお替り１回無料は嬉しいサービスです。 店名がついた重廣ランチは、ロースカツとミンチカツのセットで980円。 これにイカと魚のフライがついたミックスランチが下の写真。 ロースカツ６切、ミンチカツ３切に、イカと魚のフライで相当デラックスです。これで1,080円はとてもサービス価格。

グランドメニューは、各種定食、増量した重廣特製定食、生姜焼きをセットにしたコンビ定食があります。 メニューをしばらく眺めていると、その法則が何となく分かってきます。 食いしん坊検定試験だと、１分以内で合格？の内容ですかね。

新装開店の店内は新築の佇まい

店内はカウンター2席、テーブル席１６席、座敷席６席が機能的にレイアウトされていました。 移転開店祝いなので、胡蝶蘭が花を添えていました。

木目を基調とした店内は、スペースも十分で落ち着いて食事を楽しむことができます。

訪問時は１４時半過ぎで、ランチタイムのピークは過ぎています。 ただ、ほっぺた親爺同様に、この日を心待ちにしていた仲間たち？が次から次に来店していました。

カウンターはオープンキッチンのリングサイド席

案内されたカウンター席からの眺め。 テキパキと無駄のない動きで右側で生姜焼きを炒める店長、左側でヒレにパン粉をまぶす店員さんの様子を最前席で楽しめました。 新規オープンではなく、移転オープンなのでオペレーションに何の不安もなく、安定の厨房です。

待っている間、ゴマをする課題が課せられました。 上司にゴマをするのは苦手でしたが、御馳走を前に下準備するゴマすりは大歓迎です。 課題の出来具合を見て、店員さんが特製ソースを注いでくれます。 サボっていると、特製ソースは注がれないようなので、しっかり頑張りましょう！

そのボリュームに思わず笑顔

今日のメニューは、最高額のメニュー 重廣のおすすめコンビC ヒレカツと生姜焼き定食＜豚汁・ごはん・漬物付＞ です。

先ずは、そのボリュームに驚き！ 店員さんに「凄いボリュームですね？」と言ったら、「ハイ！うちはボリューム多いです！！」と自信の回答。 先に言っておきます。「ボリュームだけではありません。美味くて、ボリュームもあります！」。

ヒレカツはさすが専門店のクオリティ、３枚が食べやすいサイズに３切れにカットされていました。 生姜焼きは、大判の豚肉、しかも増量サービス？と思うほどの量に、もやしと共に特製タレで良い仕上がり。 キャベツ、生姜タレ、マヨネーズで、最高のシンフォニーを奏でるサラダと一緒に美味しく頂きました。

豚汁は、甘めの味噌に、豚、にんじん、大根がいい感じでした。

そして、手前に陣取る白米が何と美味しかったことでしょうか！ 艶つやにたきあがり、そのままでも甘味のある味わい。九州産のブランド米とのことです。 勿論、自家製ソースを絡めたヒレカツとの相性、生姜タレ＋マヨネーズを絡めたキャベツとの相性そえれぞれで、十分堪能できました。

開店初日で超多忙の店長

店長の境さん。 開店初日のランチタイムで、厨房、ホールと店内全体に目配せしながら、自らも調理をするなど大忙し。

昭和５３年創業の老舗ながら、若き店長として時代を担う人材とお見受けしました。 「動きの良い、リーダーシップのある人がキーパーソンとして繁盛店には存在する」ことを、 こことんかつ重廣で再確認しました。