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【3年目の壁】夫婦間の「ありがとう」が激減する?最も感謝されない“家事とは”

  • 2024.8.5

結婚3年目で「ありがとう」が減る!?

「結婚3年目」、感謝の気持ちが薄れちゃう…?
「結婚3年目」、感謝の気持ちが薄れちゃう…?

花王の柔軟剤「ハミング」が、、共働き夫婦の、家事における“ありがとう”に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年6月、全国の20~69歳の男女300人を対象に、インターネット上で行われました。

それによると、共働き夫婦の約2人に1人(45%)が、結婚後“ありがとう”が減ったと思うと回答。“ありがとう”が減ったと回答した人の中で、結婚3年以内で「夫婦間での“ありがとう”が減った」と回答する人が約68%で最も多い結果となり、夫婦間における「3年目の壁」の存在が明らかになりました。

普段の家事の中で、“ありがとう”の発言がある家事を聞いたところ、洗濯が26.3%、料理が53.7%、掃除が51.0%となり、代表的な家事では「洗濯」が特に“ありがとう”が言えていないという実態がわかりました。

All About公認心理師の大美賀直子さんは、「3年目の壁」は“ありがとう”で解決できるといいます。

そもそも、結婚生活3年目ごろになると、なぜ夫婦の会話に“ありがとう”の一言が減ってしまうのでしょう?

大美賀さんは「社会心理学の『SVR理論』によると、結婚前のカップルは、恋愛の刺激(Stimulus)と価値観の一致(Value)で愛情を深めていきますが、結婚後はお互いを『家庭を運営するパートナー』という役割(Role)で見るようになります。

そのため、結婚生活が3年をも過ぎるころになると、毎日家事をするパートナーの姿を『あたりまえ』にしか思えなくなり、“ありがとう”の一言が出にくくなってしまうと考えられます。

特に共働き夫婦は、フィフティー・フィフティーの家事を「あたりまえ」と捉える傾向にあるため、お互いへの“ありがとう”を忘れがちになってしまうものと考えられます」と解説しています。

今回の調査で最も“ありがとう”の言葉をかけてもらえていないのが「洗濯」。洗濯は手間がかかる作業にもかかわらずなのに、できていなければ不満を言われやすく、できていても感謝されにくい家事の代表です。

「『洗濯なんてできてあたりまえ』と感じがちなのが夫婦の常だからこそ、あえて『今日も洗ってくれたんだね。“ありがとう”』『この柔軟剤、ふんわりしていい匂いだね。“ありがとう”』というように感謝の言葉をかけあっていきましょう。

洗濯のように目立たない家事に“ありがとう”の言葉を細やかにかけてもらえれば、毎日さりげなく行っている家事の工夫と苦労をわかってもらえていると実感でき、パートナーからの愛情をしみじみと感じることができるでしょう」(大美賀さん)

(LASISA編集部)

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