【蒸し暑さがパワーアップ！熱中症にご注意を】北海道の天気　あす6日からの週間予報／気象予報士執筆

北海道のあす6日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。

児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

あす6日(火)から、蒸し暑さがパワーアップします。まだまだ夏は終わりませんよ。
きのう、きょうと北風で涼しくなりましたが、あすからは暖かい南風に変わり暑さが戻ります。
そして一緒に雲のもととなる湿った空気も入るため、蒸し暑くなるんです。
熱中症や食中毒、霧などに注意して下さい。

こちらは、環境省の暑さ指数から熱中症の危険度を表した、あすの暑さランクです。
旭川や北見、海岸部の函館でも厳重警戒で、激しい運動は避けましょう。札幌や室蘭も警戒でこまめな休憩が必要です。

こちらの画面は、いまの旭川です。旭川は日ざしが出て、きょうは29.6度まで気温が上がりました。あすは蒸し暑さに注意です。

では、あすの天気と気温です。雲が広がり、太平洋側では霧がかかります。
最低気温は今朝と同じか2度ほど高め。最高気温はきょうより高く、旭川と北見は30度でしょう。

では、あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
札幌は、多少日が差す程度です。室蘭や千歳などでは日中、弱い通り雨があるでしょう。
札幌は3日ぶりの夏日28度で、蒸し暑くなります。

道北・空知です。稚内は午後を中心に晴れるでしょう。その他は日差しは少なめです。
ただ、気温は上がって、名寄でも30度です。こまめに水分をとりましょう。

道東・オホーツク海側です。太平洋側は霧がかかり、朝晩は霧雨の降るところもありそうです。オホーツク海側は晴れ間が出て、きょう20度に届かなかった網走の最高気温は28度です。

こちらは、札幌の予想気温です。ずっと平年より高く、今後一週間、暖かく湿った空気の流れ込みが続き、蒸し暑くなります。水曜から30度以上の真夏日。そして、あす夜からは寝苦しさも増して、最低気温でも24度くらいでしょう。寝る前にもコップ一杯の水を飲むなど、夜間の熱中症にも気を付けましょう。

では、週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
雲が広がりやすく、木曜は北見などで雷雨のおそれがあります。札幌や内陸は30度以上の真夏日が多く、（熱中症に注意が必要です。

つづいて、太平洋側です。雲が広がり、朝晩は霧雨や小雨。日中でも濃い霧に注意して下さい。木曜は道東を中心にザっと雨が強まるでしょう。気温は高めで、釧路でも25度前後まで上がります。

では、あすの札幌です！朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！
ムシムシと書いてあるように、不快な暑さになりそうです。

もんすけも（タオルに水に）携帯用扇風機など暑さ対策グッズを持っています。
風が弱いため、体にも熱がこもりやすくなります。風通しの良い服を着ましょう。

※気象予報および、情報カメラのようすは5日（月）午後5時時点の情報です。

最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

文・イラスト： HBCウェザーセンター気象予報士児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

編集：Sitakke編集部ナベ子