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「グリーン車の席を譲って!」「ムリです」子連れママからの【厚かましい要求】→ さらに別の客が!?

  • 2024.8.5

ママの中には一部ですが、「子連れは優遇されるべき」と過度な要求をする人もいるようです。今回は、「グリーン車の席を譲れ」と子連れのママから要求されたことがある知人から聞いたエピソードをご紹介します。断っても諦めないママにうんざりしていたら、別の人物が登場! さらに混乱を引き起こしたのです。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

画像: 「グリーン車の席を譲って!」「ムリです」子連れママからの【厚かましい要求】→ さらに別の客が!?

子連れママ「グリーン車の席を譲って!」

A男は実家へ帰省するため、新幹線を利用していました。
彼が乗っていたのはグリーン車。普段は普通車を利用していますが、そのときは体調を崩しがちだったため、快適に移動できるグリーン車を選んだのです。

グリーン車の座席でくつろいでいたA男に、近づく人物がいました。それは、幼稚園児くらいの子どもを連れたママ。
そのママは「この席と私の席を交換してくれませんか」と、A男に言ってきたのです。

突然の要求に戸惑いながら、A男が「どこの席ですか?」と座席の種類を尋ねると、そのママは「自由席です」と返答しました。
グリーン車同士の交換なら考えますが、自由席との交換は無茶すぎます。A男は体調を崩していたこともあり、「無理です」と断りました。

グリーン車は満席になっていなかったため、A男は「グリーン車を利用したいなら、車掌さんに相談してください。席も空いているみたいだし」とママに伝えました。
するとママは「あなたの席を譲って欲しいんです」とムスッとした表情に。そして「購入するとお金がかかるじゃない」と、無償で交換しろと堂々と告げてきたのです。

厚かましすぎるママにゲンナリ

A男は図々しいママの態度にイラっとし、 「どうして無償で交換しないといけないんです?」と不機嫌そうな口調で尋ねました。
するとママは「小さな子どもが一緒なんです。見えるでしょ?」と、子どもを理由に出したのです。

子どもの体調が良くなく、座席も埋まっていた場合は、A男も交換を考えました。でも子どもは見た限りでは元気そう。
自身の体調を考慮して奮発してグリーン車を選んだA男は、「席の交換に応じる必要はない」と判断し、「交換はしません!」と突っぱねました。

きっぱりと断ったにもかかわらず、ママは諦めてくれませんでした。
「子育てって大変なんです! わかってくれないなんて、ひどい!」とA男を責め立ててきます。
グリーン券を奪おうとするそっちのほうがひどくない? とA男はゲンナリしてしまいました。

話を聞いていた乗客の無責任な言葉にカチン!

そのとき、このやり取りを近くで聞いていた別の人物が参戦してきました。
グリーン車に乗っていた50代くらいの女性が、A男に聞こえるようにこう言ってきたのです。
「席くらい譲ってあげたらいいのに。かわいそうだわ」と。

この無責任な発言にカチンときたA男。
かわいそうだと思うなら自分が譲れば!? とキレたA男は、「あちらの女性が譲ってくれるそうですよ。良かったですね」と、ママに告げたのです。
するとママは「ありがとうございます!」と、女性のほうに近寄っていきました。
A男の狙い通り、標的を移動させることに成功したのです。

50代くらいの女性は、「なんで自分が!?」と大慌て。「席くらい譲ってあげたらいい」と言っていたのに、「私も年だから自由席はちょっと……」とモゴモゴと言い訳をして、席の交換に応じませんでした。
A男はマダムから恨めし気な視線を送られましたが、ヘッドホンを装着してガン無視です。

ママ「日本は子連れに冷たい!」

誰も自分の要望を受け入れてくれず、ついにキレたママ。「日本は子連れの母親に冷たい!」と吐き捨てて、その場を立ち去ったそうです。

子育てしやすい環境づくりは、社会全体で取り組むべき問題です。でも、行き過ぎた要求を押し付けるのは身勝手なこと。
子育て中は大変なことも多いですが、人としてのマナーを守ることを忘れたくないですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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