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『レバーを下まで下げて下さい』外国人を発狂させそうな「漢字の読みのバリエ多すぎ問題」

  • 2024.8.6
漢字の読みが多すぎる 出典:Togetterオリジナル

トイレで外国人が「発狂」するかもしれない案内を見つけた、という報告がX(Twitter)で注目を集めている。

その案内に書かれていた文字は以下の通り。

トイレが詰まります!レバーを下まで下げて下さい
出典:Togetterオリジナル

「レバーをしたまでさげてください」と日本人ならたやすく読める。しかし、短い文の中に同じ漢字の異なる読み方が3種類も登場している内容なので、日本語を学ぶ外国人の人なんかが見たら頭を抱えそうだ。

投稿を見た日本人Xユーザーからは「わしら普通に読めてるが、確かに同じ文字に読み方複数混乱するよなあ」「日本人が当たり前に読めてるの異常すぎる」といった反応が寄せられた。

アメリカ人同僚を苦しめた「日」のバリエ

この例のようにXでは「外国人には難しい日本語」ネタがたびたび注目を集めているので、ほかの例も紹介しよう。

例えば、米国在住のXユーザーが、日本語を勉強しているアメリカ人の同僚から「日本語がだいぶ上手になったから、何か面白い問題はないか?」と聞かれたというエピソード。そのユーザーが同僚に出した問題は、以下の通りだ。

一月一日、元日の日曜日、日本晴れ、今日は良い一日になりそうだ。
明日の二日は布団を天日干ししてから初日の出の絵日記を書こう。
出典:Togetterオリジナル

「日」の読み方のバリエーションをこれでもかと詰め込んだ一文だ。

「日」は、辞書的には音読みが「ニチ・ジツ」訓読みは「ひ・か」と4種の読み方がある。ひとつの漢字に4種の読み方の時点で外国人には難しそうだが、日は他にも他の言葉との組み合わせなどによって「ついたち」「きょう」「ほん」「てん」「にっき」など読みの派生が多岐に渡る。「にほん」という固有名詞にすら、「にほん」「にっぽん」と使い分けがある始末。

投稿者によると問題を出された同僚は、やはり「発狂していた」とのこと。これを当たり前のように読み分けている日本人は、外国人からみたら相当クレイジーに見えるのかもしれない。

さらにさらに、「日本人でも全部読むのは難しいんじゃないか」という難易度の文章が拡散された例もある。「外国人を死ぬほど苦しめる文章」として海外の掲示板で挙げられていたという以下の文だ。

生け花を生き甲斐にした生え抜きの生娘
生絹を生業に生計を立てた
生い立ちは生半可でなかった
生憎生前は生まれてこのかた
生涯通して生粋の生だった
出典:Togetterオリジナル

これは…なまぎぬ?ききぬ…?うーん、正直、筆者も自信がないポイントがいくつかある。

読みの答えは以下の通り。

ーーー

いけばないきがいにした はえぬききむすめ

すずしなりわいせいけいをたてた

おいたちなまはんかでなかった

あいにくせいぜんうまれてこのかた しょうがいとおして きっすいうぶだった

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すず…すずし!?「生絹」とは、練っていない生糸、およびそれを使って作った織物のことを指すらしい。知らなんだ。みなさんは全部正しく読めただろうか。

文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集:Togetterオリジナル編集部

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