「パリ2024オリンピック」は4日(日本時間5日)、大会10日目を迎えた。日本勢は16時時点で金メダル9個、銀メダル5個、銅メダル10個と、計24個のメダルを獲得。結果を問わず、様々なドラマが繰り広げられている。
5日から6日にかけても注目 競技が続き、日本勢の活躍に注目が集まっている。
■卓球団体戦開幕、バレー男子は負けられない一戦へ
卓球は団体戦がスタート。初戦は女子がポーランド、男子がオーストラリアと対戦する。シングルスでは、エースの早田ひなが世界1位の孫穎莎に敗れるも銅メダルを獲得。団体戦では、女子が4大会連続、男子は3大会連続となるメダルを狙う。
バレーボール男子は、準々決勝で全体1位通過のイタリアと対戦。日本は1次リーグC組でドイツ、アルゼンチン、米国と対戦して1勝2敗の組3位。対するイタリアは、B組でポーランド、ブラジル、エジプトと対戦し3勝0敗で決勝トーナメントに進んだ。果たして52年ぶりの金メダルなるか、負けられない一戦に挑む。
また体操男女種目別決勝には、男子団体総合と個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助が平行棒と鉄棒に出場するほか、スポーツクライミングの男子複合準決勝・ボルダーには、ともに優勝候補と目される東京五輪4位入賞の楢崎智亜と、五輪デビューの高校3年生・安楽宙斗が出場。
さらにメダル量産が期待されるレスリングも、競技スタート。東京五輪で金メダル4個を獲得した女子は、パリの地で史上初の全6階級制覇を目指す。
ほかにも陸上男子3000メートル障害予選、アーティスティックスイミングなどが控えている。日本代表の活躍に注目だ。