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「エステの練習台になってくれない?」【同窓会で再会した友人】に誘われたが → 半泣きの事態に、、、

  • 2024.8.5

世の中には、漫画やドラマに出てくるような悪い話が現実に存在しているそうです。身のまわりの人から体験した話を聞かなかったので、現実味がありませんでした。しかし、まさか自分の身に降りかかる日が来るとは……。今回は、筆者が実際に体験したエピソードをご紹介します。

画像: 「エステの練習台になってくれない?」【同窓会で再会した友人】に誘われたが → 半泣きの事態に、、、

高校の同窓会で再会したSちゃん

これは、私が結婚してすぐの頃の話です。高校を卒業してから10年経った頃、同窓会のお知らせが来ました。主催者である友人のSちゃんとは、高校時代とても仲が良かったけれど、高校の途中で進路がお互い決まり、進路ごとのクラスとなったことでクラスが離れてしまいました。そのまま卒業後も連絡を取るキッカケがなかった中、Sちゃんからお誘いが来て嬉しくて参加しました。
同窓会ではSちゃんと話ができて、新しく連絡先の交換もでき、(また前みたいに遊んだりできたらいいな〜)なんて、私は呑気に考えていました。

誘われてエステに行った

そんなSちゃんは大学卒業した後に専門学校に入り直していて、今も美容の専門学校に通っていました。
その同窓会から数日後、Sちゃんから連絡がありました。「私、エステティシャンとしてアルバイトで働くようになったんだけど、勤め先に練習台に来てくれない?」と、練習台とはいえ無料のエステに誘ってくれたのです。それまでブライダルエステくらいしかしたことがなかった私は、エステに興味があったことと、Sちゃんのちょっとした手助けになるならと、体験に行くことにしました。

帰ろうとしたら、、、帰れない?

約束の日、実際にSちゃんのフェイシャルエステの体験を受けて、気持ちいい時間を過ごすことができました。
終わって帰ろうとすると、「今日の凄い良かったでしょ?! どう? 通ってみない?」と、予想していなかった勧誘が始まってしまったのです。
「いや、そんなつもりで来たわけじゃなくて、今日は練習台って話だったから……」と話すと、Sちゃんに「そっか〜そうだよね〜、ちょっと待ってて!」と言い残してお店の裏に入ってしまいました。
そして程なくして別の女性の方がやってきて名刺を渡されたところ、その方が店長さんだったのです。
(あ、もうこれは逃げられないやつだ。)と悟った私は、結局38万円のエステコースをローンで組まされて、帰ることができたのでした。

半泣きになりながらの家路で、(これから頑張ってローン払っていかなくちゃ)と夫に内緒で返していこうと思ったのですが、サクッとバレてしまいました。Sちゃんが働いているためクーリングオフもしにくく、夫のボーナスから一括で返済することになったのでした。
エステは確かに良いものでしたし、私の断れない性格が恨めしい一方で、再会したSちゃんとは今後距離を置こうと決めました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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