クリス・エヴァンス、数年前にライアン・レイノルズからジョニー・ストーム再演をオファーされていた

最新作『デッドプール＆ウルヴァリン』でヒューマン・トーチ／ジョニー・ストーム役を再演したクリス・エヴァンス。主演、製作、そして共同脚本を務めるライアン・レイノルズからカメオ出演のオファーを数年前に受けたとき、少しもためらわなかったと『ピープル』のインタビューで振り返った。

「数年前、ライアンからメールをもらいました。僕らは仲良しなんです」「『もし気に入らなかったら、まったく気にしなくていい。だけど僕には、君が過去のキャラクターを演じ、観客を大いに沸かせるアイデアがあるんだ』と言われました」「本当にライアンが頼むことなら、なんでもするつもりです。『フリーガイ』にもすばらしい形でカメオ出演させてくれたし、全面的に信頼しています。だから、ジョニーを再演する機会を逃すわけにはいかなかった。最高だった。撮影も観るのも、すべて楽しかったです」

『フリーガイ』（2021）にキャプテン・アメリカとして一瞬だけ登場したクリスだが、『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』（2005）と『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』（2007）で演じたヒューマン・トーチ／ジョニー・ストーム役で『デッドプール＆ウルヴァリン』にカメオ出演。『X-MEN』シリーズや『ファンタスティック・フォー』など、マーベルの初期の映画作品は20世紀フォックスのもとで公開されたが、その後ディズニーが同社を買収。『デッドプール＆ウルヴァリン』には、ほかにも20世紀フォックス時代のヒーローであるジェニファー・ガーナー演じるエレクトラ、ウェズリー・スナイプス演じるブレイドが登場する。

先日、クリスはインスタグラム・ストーリーにライアンとヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ監督との写真を公開し、こう綴っていた。「ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ、こんなにすばらしい作品に関わらせてくれてありがとう！ 彼らは最高に良い人たちだ。特にすべてを実現させてくれたライアンには謝辞を述べたい。ジョニーを再び演じることは夢だった。これからも僕の心の中に大切な記憶として残るだろう」

Text: Tae Terai