【映画】待望の完全オリジナル長編最新作！アニメーション映画『きみの色』

2024.8.5

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！今回は2024年8月30日(金)より全国ロードショーにて公開の映画『きみの色』（配給: 東宝）の試写を観させていただきました。

全世界が注目するアニメーション監督・山田尚子、待望の完全オリジナル長編最新作とのことで、ワクワクです♪

ストーリー

わたしには、人の心が「色」で見える長崎市内のミッション・スクールに通う高校生の少女・トツ子は、人の感情が「色」として見える。嬉しい色、悲しい色、穏やかな色、怯えている色・・・。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう。そんなトツ子は、街の片隅にある古書店で出会ったとても美しい色を放つ美少女と、音楽好きの少年とバンドを組むことになる。繊細すぎる 3 人が集まり、青春を奏ではじめる――

最強コンビ！

前述の通り、監督は山田尚子。そして脚本は、これまでにも山田監督とタッグを組んできた吉田玲子が担当しています。音楽も、今まで監督とのコラボも多い牛尾憲輔が手がけています。

監督が足を運んだ場所は？

主人公のトツ子が通う、ミッションスクールでの場面も多いのですが、その周りの風景に懐かしい～！と思った私。15年間住んでいた長崎の地を思い出させる描写が多くあるんです。監督が実際に長崎に足を運んで作品の参考にしたとのことで、エンドロールでは長崎の学校や団体の名前も見つけて嬉しくなりました。長崎好きな方は、必見です♪

繊細な描写♪

高校生は多感なお年頃である故、大人になって振り返ってみると小さなことでも、その時は悩んだり悩みながらもがいて前進しようとしたり・・・忘れかけていたそんな気持ちを、ストーリーからだけでなく、音楽やスクリーンの色から思い出させてくれました。登場人物それぞれが放つ色や、微妙な感情の変化や言葉では言い表せない想いが表現された色が、ほんわかしたストーリーとコラボして、”色”の存在感を観るものに伝えてくれます。スクリーンから放たれる色を楽しむのは勿論、観た人がそれぞれ感じる”色”の世界もあると思います。

アニメーション映画ならではの楽しみを見つけに、是非「きみの色」をご覧ください。

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