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【京都】注目を集める"異国料理"を楽しめる隠れ家レストラン!川端二条「INUI 戌亥」

  • 2024.8.4

左京区 川端二条、ビルの奥にある妄想異国料理を出すお店「INUI 戌亥」で、ディナーなり。

アジア各国風、異国料理が楽しめる隠れ家レストラン

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お気に入りのレストランバーで「週末のお席がありますよ~!」という情報をインスタに上げておられるのを発見。

おお!いいな!と速攻で反応し、オープン時間の18:00からの予約をお願いしたわけで。

で、お店開店時間ピタリにお店に到着。お店の名前は「INUI 戌亥」、どことなくアジア各国風なお料理なのですが、どの国の料理!と特定できない「妄想異国料理」を出すお店として京都で有名なお店。分類的にはレストランバーなのですが、お料理もしっかり&スパイスやハーブの使い方が楽しいので、楽しみにやってきたわけで。

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4回目の訪問にして、入口から奥側を望む席に座って、なんだか緑が深いいい雰囲気だなあ!と改めて感じ入るわけで。本日はご店主&お若いお姉さんの2名体制。

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とりあえず何からスタートするかとドリンクメニューを確認。幅広いチョイスですが、日本酒も和食店で出すような淡麗辛口ではないものがスタンバイ。とりあえず・・・

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京都市内で麒麟ハートランドを出しているお店は概ね好きなタイプ!と思いつつ。小瓶¥700でゆるゆるとスタート。

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で、お料理がこちら。種類はそんなに豊富ではないのですが、季節のものを使うので結構チョコチョコ入れ替えておられます。滅茶悩んで、過去、食べていないものを中心に前菜2種、温菜3種をチョイス。

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ハートランドを頂きつつ、なんだか奥の坪庭?が吸い込まれそうな緑だなあと思いつつ、まったりさせてもらうのだ。

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一皿目は、「鴨ロース タマリンドとアールグレイのソース カンポットペッパー」¥2000なり。冷菜ではなく、ホンノリ温めた一品なのですが、のっけからこりゃ旨いなあ!と滅茶感心した一品。

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ソースはタマリンドを使った甘酸っぱいソースに粒胡椒がころことと入ったものと、ヨーグルトにアールグレイを忍ばせたクリーム系のソースが2種付け合わせ。カンポットペッパーとは何!と検索しますと、カンボジア王国カンポット州と、同じく南隣にあるケップ特別市において栽培されている特別な胡椒のようです。確かに香りがいいですなあ。鴨よりソースのほうが高価かも!と思いつつ、美味しく頂くのだ。

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二皿目は、定番「モロッカンサラダ」¥1200なり。テーブルにこれ用だと思われるスプーンがセットされているので、間違いなく食べておかないといけない一品。今回は上から、イタリアンパセリの葉、細かく刻んだプチトマト、キュウリ、紫玉ねぎが野菜類で、砕いたナッツ類(多分、胡麻やカシューナッツなど)、それに雑穀類(多分、キヌアやアマランサスなど)を合わせた、プチプチ、ザクザクした食感の食べ応え満点一品。揚げワンタン皮的なサクサクしたものが良いアクセントになっているのだ。味付けがサッパリ系なので、お料理の間のつなぎにGOOD!

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そういえば、ココでワインを頂いたことがないよなあ?と思い出しまして白グラスを注文。左手は仏ロアールの「Vin De Frantz Chenin Blanc」なり。同じエチケットで葡萄違いが各種あるのですが、なんだったかな~、シュナンブランだったような。
右手は伊アブルッツオから「Colli Aprutini Bianco」なり。トレッビアーノ・ダブルッツォ50%、ペコリーノ 25%、パッセリーナ25%ですが、程良いコクで呑みやすい自然派にごり系。どちらも、お料理に合うのをチョイスされているように思います!

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三品目もうめえなあ!と思った「小鮎とおくらのフリット カルダモン フェダチーズとサワークリーム、胡瓜のディップ」¥1600なり。そもそも美味いイイ感じに揚げられたフリットなのですが、それに若干シャバっと系でどことなく田舎っぽい感じのディップを添えるとめちゃ美味いわけで。羊乳から作ったフレッシュチーズ入りなのがポイントでしょうな。全体的にはサッパリ!

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で、ワインは一瞬で空けてしまい、日本酒に進行したような。選んでおられる日本酒が少々変わったものばかりなのが面白いのだ。まずは福井の「舞美人 山廃純米 sanQ」¥1200を。概ね甘口白ワイン的な一品。辛いもの、スパイシーなものにはイイ感じで合いますな。

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四品目は「焼きたてベトナム焼豚 アニスとラズベリーのソース」¥2300なり。いやー以前に似たものを出しておられたのですが、どどんとボリュームアップし、二人用メイン料理としてもそれなりにしっかり量。とりあえず、特筆すべきはそのソース。

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なんだろう、まるでソーダのような爽やかな甘さ、スパイスはなんだろう、アニスは書いてあるので分かるのですが、重層的な甘い香りが滅茶食欲そそり系。いやー、お勧めいたします。

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五品目がこちらでした。ぐっつぐつ地獄の釜のように沸き立って登場。「パタゴニアムール貝と季節野菜の中東風アヒージョ」¥1500に・・・

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こちらではパンの代わりに自家製のムチムチ系ワッフルを2個追加。1個¥400なり。

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確かに焼豚より、こちらのほうがお腹に溜まりそうな感じでした。中国の毛沢東スパイスの中東版!と言う感じでクミンしっかり、このオイルだけでバケットが一本喰える香ばしさ。
一緒に日本酒、奈良の「花巴 水酛×水酛」¥1200のような。これまた超甘口で梅酒ぐらいの・・・をこういう辛い料理に合わせるのも面白かったです。

以上で〆て、小瓶ビール2のグラスワイン2杯、日本酒2合とちゃんぽんで色々呑んで¥13000ほどという大大大納得価格。ま、以前よりチョイお値段アップなのですが、内容が良いのでこれぐらいがバランスが良い感じ。いやー、やっぱり色々と面白いことに挑戦されているなあ!と大満足でお店を後にしたわけで。
また、席が空いているのを狙って、ちょこちょこ覗きにくる予定の一軒、ご馳走様でした。

店舗情報

店名:INUI 戌亥
住所:京都市左京区新先斗町133 サンシャイン鴨川 102
営業時間:18:00~23:00
定休日:水曜日
TEL:075-600-2017
https://www.instagram.com/inui_kyoto/

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