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柳楽優弥、堤幸彦監督と 18年ぶりにタッグ組み「モチベーション上がった」韓国・ソウルで現地グルメを堪能!

  • 2024.8.5
柳楽優弥、堤幸彦監督と 18年ぶりにタッグ組み「モチベーション上がった」韓国・ソウルで現地グルメを堪能!
(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

佐藤二朗へのお土産は、日本酒を飲むにも適しているという茶器のセット

柳楽優弥を主演に迎え、堤幸彦監督が乃木坂太郎の人気漫画を映画化した獄中サスペンス『夏目アラタの結婚』。先日開催された第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭にて本作のワールドプレミアが行われたが、この映画祭の前に柳楽が韓国の首都・ソウルを訪れた際の映像を紹介する。

本作は、「医龍-Team Medical Dragon-」などで知られる乃木坂太郎による累計発行部数250万部のベストセラーコミックスの映画化。連続殺人事件の遺族から相談を受け犯人である死刑囚に会いに行く児童相談所の職員・夏目アラタ役を柳楽優弥、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島結菜が演じる。

先日開催された第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭に参加するため1年ぶりに韓国を訪れた柳楽。映画祭では500人を超える人が集まったレッドカーペットや、世界初上映となったワールドプレミアが行われ、日本よりも一足先に韓国で旋風を巻き起こした。今回紹介する映像は、映画祭の前に韓国の首都・ソウルを訪れた際のもの。映画祭に向け、ソウルで現地グルメを満喫し気持ちを高めていく柳楽の普段は見られない姿が収められている。

まず柳楽が訪れたのは、“恋人たちの聖地”としても名高いソウルを代表する観光スポットのNソウルタワー。Nソウルタワーは、恋人たちがラブロックと呼ばれる南京錠をかけて永遠の愛を誓う恋のパワーポイントとしても有名であり、現地には数えきれない数の南京錠がかけられている。アラタと真珠の獄中結婚からすべてが始まる本作にちなみ、柳楽はアラタと真珠の名前がかかれたラブロックをかけて映画の大ヒットを祈願。「アラタと真珠の獄中結婚はどんな結末を迎えるのか? ぜひ劇場でご覧ください!」と力強く本作をアピールした。

続いて柳楽が訪れたのは、ソウルを代表する食の宝庫と言われている広蔵市場(カンジャンシジャン)。広蔵市場はソウルの中心部にあり地元の人も通う活気あふれる市場。屋台が立ち並び美味しい屋台グルメが安く食べられることでも有名なスポットだ。

ここで柳楽は堤幸彦監督と合流し市場を散策。活気あふれる市場を歩きながら、柳楽は過去に監督とプロモーションで名古屋を訪れたことを思い出し、約20年ぶりにタッグを組んだ本作で、2人でソウルを訪れることができた縁に感慨深い様子を見せた。

屋台に入り海苔巻きとトッポギを注文した柳楽と堤。海苔巻きが特に美味しかったようで、「マシソヨ!(美味しいです)」と柳楽の韓国語も飛び出すなど現地の味を堪能した。さらに、店主がタコを水槽から鷲掴みにしてみせると、柳楽がそれを自らの手にのせ堤監督が思わずカメラでその様子を撮影する一幕も。

現地グルメに舌鼓を打ちながら、改めて本作での撮影を振り返る2人。堤監督は柳楽の本作での演技について、「我々はよく出来高(思った通りの映像や表情が撮れているか)という表現を使いますが、(柳楽さんは)出来高抜群ですね! 作品を見てもらえるとわかります」と絶賛。特におすすめのシーンとして、面会室で真珠がガラスを割って出てこようとするシーンをあげ、「密かに『顔面歌舞伎』と呼んでいますが、そのシーンの空気感に巻き込まれている何とも言えない表情が好きで、ミリ単位での顔の作り方が本当に感心しました!」と太鼓判を押す。

柳楽も「ありがとうございます!」と笑顔。「堤組に約18年たって参加できることでモチベーションも上がったし、監督にそう言ってもらえて少しは成長できたのかなって思えます」と、『包帯クラブ』(07年)以来の約18年ぶりの堤監督とのタッグに思いを馳せると、堤監督は「(今回演じた夏目アラタは)余裕綽々で乗り越えられる役ではなかった。いい顔してますよ。ぜひ見てやってほしい」とその魅力を熱弁した。

最後に柳楽と堤が訪れたのは、今もなお伝統的な建築様式の家屋(ハノク)が残る街・ソチョン(西村)。韓国産の雑貨にこだわったセレクトショップ「MAKE FOLIO」で共演者へのお土産を買うことに。店内に入ってまず見つけたのは、茶器のセット。最初に堤監督が「まさか佐藤二朗にはいらんでしょ」といわれると、一番共演回数が多い柳楽は「絶対いります」と返す一幕も。

そんな佐藤二朗へのお土産には、日本酒を飲むにも適しているというこの茶器のセットにさっそく決定。黒島結菜には柳楽も絶賛した桧系の香りがする香水を購入した。そして堤監督が女子の間で流行っているというボディオイルとマッサージツールのセットを発見し、丸山礼へのお土産として購入。中川大志には、韓国の赤いお米で作られた見た目にも珍しいマッコリを購入し、買い物を満喫した様子だった。

わずかな滞在時間ながらもソウルを満喫した柳楽は、「人々のパッションを感じることができ、映画『夏目アラタの結婚』で韓国に来れて良かったです。そして今度はみんなで来ましょう!」と共演者へメッセージを送った。

この日の最後、プチョン国際ファンタスティック映画祭のレッドカーペットに参加するためにプチョンへと移動。堤監督が「温かい人々に守られているんですね、この映画祭は。とても素敵なことですね」と感心。「映画が盛り上がっている場所なんだなと改めて感じましたし、想像以上に賑やかでした。だからこそまた作品を持ってきてチャレンジしたいなと思いました。クリエイターやアートに対してもとてもオープンで背中を押してくれる空気を感じました」と今後に向けての展望を語った。

世界初上映となるワールドプレミアも本映画祭にて開催された。本編上映後の舞台挨拶で多くの拍手に包まれて登場した柳楽は、「カムサハムニダ!(ありがとございます!)」と韓国語で挨拶しながら登場。「節目節目で韓国の映画祭に関わることができて感謝しています。これからもみなさんにお届けできる作品を増やして成長していきますので、またお会いできたらうれしいです」とメッセージを送った。来場した韓国のファンからは「10点満点中100点です!」というコメントも飛び出すなど、絶賛の中、ワールドプレミアは幕を閉じた。

『夏目アラタの結婚』は9月6日より全国公開。

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