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お気に入りのお店が大繁盛店に!「今日も買えなかった(泣)」帰ろうとすると → 思わぬ救世主が!

  • 2024.8.4

テレビやSNSで話題と紹介されると、思わず気になってチェックしてしまう……という方はいませんか? 私もそのくちなんですが、もし自分が贔屓にしているお店が紹介されると、嬉しい反面困ったことになるかもしれません。今回は、筆者の友人から聞いた体験談をご紹介します。

画像: お気に入りのお店が大繁盛店に!「今日も買えなかった(泣)」帰ろうとすると → 思わぬ救世主が!

お気に入りの和菓子屋さん

私はお世話になっている人や友人宅へ招かれた時に、手土産として地元の和菓子屋さんの豆大福を持って行きます。おじいちゃんとおばあちゃんの二人でやっている小さなお店で、素朴な味でお持たせにちょうどよく、私の周りでも人気のお店として密かな有名店でした。

お店がとんでもないことに!

ある日いつものように買いに行くと、開店前だと言うのにお店の前に見たこともないくらいの長蛇の列ができていました。とりあえず並んでみましたが、いつもと違う状況にどうしたのかと驚いていると、周囲の話し声が聞こえてきました。どうやら芸能人のお気に入りとしてテレビで紹介され、一気に客が増えたということのようでした。

開店時間になると、並んでいることに気づかなかったのか横入客が押し寄せて、結局並んでいたにもかかわらず一つも買えず売り切れになってしまいました。

後日再挑戦

周りの人にそのことを話すと、私と同じようにいつも買えていたのに買えなかったという人がいて、「もともと好きで通っていたのは地元の私たちなのに……」となんだか悔しい気持ちに。今度こそ! と再チャレンジすることにしました。

しかし、前回よりもさらに列は伸びていて、無理だと思い諦めて帰ろうとしたときにある男性が登場して事態が変わりました。

救世主登場!

その男性は手作りのプラカードを持ち、列の整理を始めました。プラカードには『おひとり様4個まで』と書かれており、一人で大量に購入しようとする客を制止して多くの人が買えるようにその場をさばいてくれていました。文句を言う客にも冷静に対応していて、見ていてスカッとしました。

私も無事に購入することができたので、お店の方に話を聞いてみると、プラカードの男性はお孫さんだそうで、私たちのような常連さんが買えない状況をなんとかしたいとお手伝いに来てくれたということでした。

この味を多くの人に知ってほしいけど、買えなくなるのも悲しいし……と複雑な気持ちになった出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira

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