1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【京都】建仁寺 夜間拝観「ZEN NIGHT WALK KYOTO」でととのえる!

【京都】建仁寺 夜間拝観「ZEN NIGHT WALK KYOTO」でととのえる!

  • 2024.8.4

今回は、建仁寺で開催中の夜間特別拝観を紹介します。京都最古の禅寺と脳をととのえるニューロミュージックとのコラボ。いったいどんなイベントになっているのか、ワクワクしながら初日に行ってきました!

建仁寺について

藤花 (269609)
藤花

建仁寺は祇園花街のほど近くにありながら、境内は静かで荘厳な雰囲気に包まれている京都最古の禅寺です。
開創は鎌倉時代の建仁2年(1202)で、開山はお茶(喫茶)の習慣を広めたことでも知られる栄西禅師です。
この建仁寺で開催されているのが、最先端のサウンドアートイベント。
といっても、はじめは今までにあるようなプロジェクションマッピングだと思っています。
ところが実際体験してみると…!

ととのうアートナイト「ZEN NIGHT WALK KYOTO」

藤花 (269610)
藤花

今回のイベントは、脳科学スタートアップVIE株式会社が開発した脳をととのえる音楽「ニューロミュージック」が建仁寺堂内の各所に配置され、その音を聞きながら回廊をめぐるというもの。
同時期に行われている「生誕100年記念 小泉淳作展」も楽しめます。
小泉淳作氏は、法堂の天井画・双龍図を手掛けた画家です。

藤花 (269611)
藤花

音回廊・小書院から大書院へ

本坊から堂内に入り、小書院へ向かう途中にあるのが「〇△▢の庭」
ブルーの灯りでいっそうの奥深さを感じます。

 (269612)

小泉淳作氏の作品を観賞しながら小書院から大書院へ、その間にある潮音庭がとても素敵。
もみじがグリーンにライトアップされてとても美しく、幻想的です。

藤花 (269613)
藤花

大書院の優しい照明が潮音庭に映えて、癒しの風景となっていました。
イベント開始直後はまだ空が明るく、それでも美しい庭ですが、時間がたって暗くなると、室内のオレンジがかった灯りと潮音庭を照らすグリーンの調和がすばらしい!

藤花 (269614)
藤花

通常は鮮やかなブルーが清々しい「舟出」という襖絵の大書院も、今は迫力ある蓮の花が端から端まで咲き誇る襖絵になっていました。

藤花 (269615)
藤花

回廊を静かでほっとするような音楽が流れ続けています。
大書院の前にはところどころに和風のベンチが設置されていました。
そこに座ってずっと眺めていたいようなそんな素敵な空間です。

藤花 (269637)
藤花

大雄苑‐蒼海

藤花 (269617)
藤花

方丈前の庭「大雄苑」では、一面に巨大な雲海が現われ、きれいな光と影に目が奪われました。
まるで蒼い海か雲の中にあるような、不思議な光景。

藤花 (269618)
藤花

ここでもニューロミュージックが流れています。
広縁に座って、庭を眺めていると時間がとてもゆっくり流れているように感じました。

法堂-デジタルダブルドラゴン

法堂では、双龍図と最新技術を駆使したプロジェクションアートのコラボが楽しめます。
龍神のエネルギーを表したプロジェクションアートが迫力満点!

藤花 (269619)
藤花

法堂内に流れる音楽は、潮音庭や大雄苑のそれとは異なり、エネルギッシュで刺激的。
天井の双龍図がいつもよりも激しいオーラを発しているようです。

藤花 (269620)
藤花

いつまで見ていても飽きない素晴らしいサウンドアート。
この日は、昼間の気温が40度にもなろうかという酷暑で、夕刻になってもその暑さが残っていました。
流れる汗をぬぐいながらの観賞となりましたが、時おり吹く爽やかな風と癒しの音楽、そして幻想的な光景が心を涼やかにしてくれました。

藤花 (269621)
藤花

このイベントはまだ始まったばかりです。
記録的な暑さを少しの間でも忘れるため、日ごろの疲れを癒すために、ぜひ建仁寺夜間拝観へ行ってみてくださいね。

建仁寺夜間特別拝観の基本情報

建仁寺住所 京都市東山区大和大路四条下ル小松町
開催期間 2024年8月2日(金)~9月22日(日)
※ 8月14日・23日・31日・9月6日・7日・14日1・7日・18日を除く
開催時間 19:00~21:30 (最終入場は21:00)
料金 大人2,200円 / 小人(12歳以下)1,100円

https://zen.vie.style/

元記事で読む
の記事をもっとみる