1. トップ
  2. レシピ
  3. まろやかな甘酢あんとふんわり卵が魅力の"天津丼"

まろやかな甘酢あんとふんわり卵が魅力の"天津丼"

  • 2024.8.4

本来は蟹肉ですが、手に入りやすい海老でつくりました。卵とケチャップ入り甘酢との相性のよさを楽しんでください!簡単、おいしい、栄養たっぷりのどんぶりレシピを料理研究家の田口成子さんに教えてもらいました。

まろやかな甘酢あんとふんわり卵が魅力の"天津丼"

■“天津丼”のつくり方


◇材料 (2人分)

卵:4個
海老:8尾(130g)(殻つき)
★ 下味:
・ 塩:少々
・ 胡椒:少々
・ 酒:小さじ2
・ 片栗粉:小さじ2
生椎茸:2個(50g)
小ねぎ:2本
サラダ油:大さじ3
塩:少々
胡椒:少々
★ 甘酢あんの合わせ調味料:
・ 水:1/2カップ
・ 醤油:小さじ2
・ トマトケチャップ:大さじ1
・ 砂糖:大さじ1/2
・ 酢:大さじ1/2
★ 水溶き片栗粉:(混ぜ合わせる)
・ 片栗粉:小さじ1/2
・ 水:小さじ1/2
温かいご飯:2人分


(1)海老の下ごしらえ
海老は塩水(分量外)で洗い、殻をむく。背に切り込みを入れて背ワタを取り除き、斜め半分に切る。

海老の下ごしらえ
海老の下ごしらえ

(2)下味をつける
下味の塩、胡椒、酒をもみ込み、片栗粉をまぶす。

下味をつける
下味をつける

(3)野菜類をカットする
生椎茸は石突きを切り落とし、斜めそぎ切りにして細切りにする。小ねぎは長さ2~3cmの斜め切りにする。

野菜類をカットする
野菜類をカットする

(4)海老を炒める
フライパン(直径22cm)にサラダ油大さじ1を熱し、海老を中火で炒める。

海老を炒める
海老を炒める

(5)調味する
色が変わったら椎茸と小ねぎを加え、塩、胡椒で調味して取り出す。

調味する
調味する

(6)溶き卵をつくる
ボウルに卵2個を割りほぐし、炒めた具の1/2量を加えて混ぜる。

溶き卵をつくる
溶き卵をつくる

(7)卵を焼く
フライパンをきれいにし、サラダ油大さじ1を中火で熱する。卵液を流し入れ、混ぜながら半熟状に焼く。

卵を焼く
卵を焼く

(8)卵焼きの完成
卵焼きを返し、形を整えながら1~2分焼く。続けて同じ手順でもう1枚焼く。

卵焼きの完成
卵焼きの完成

(9)甘酢あんをつくる
鍋に甘酢あん用の調味料をすべて入れ、中火にかける。煮立ったら、水溶き片栗粉を回し入れ、ひと煮してとろみをつける。

甘酢あんをつくる
甘酢あんをつくる

(10)仕上げ
器にご飯を盛り、卵焼きを1枚ずつのせて、甘酢あんを半量ずつかける。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「田口成子 料理研究家」

料理学校講師から料理研究家として独立し、懐石料理店で日本料理、イタリアでマンマの味、インド婦人の下でカレー料理など、各国の料理を精力的に学ぶ。その好奇心はとどまるところを知らず、家庭菜園を10年間行なって野菜を研究するほか、魚への興味が高じて『おさかなマイスター』を取得。現在は、食育にも取り組んでいる。


この記事は『技あり!dancyuどんぶり』に掲載したものです。

文:遠田敬子 写真:白根正治

元記事で読む
の記事をもっとみる