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「紙オムツなんてもったいない!」【布オムツ推しの姑】だったが → 双子の誕生で大ピンチ!?

  • 2024.8.4

第1子の出産と育児は全てが初めての連続で戸惑うことばかり。
そんなとき、周りに頼れる存在がほしいですよね。
ただ、その人が自分のやり方を押し付けてきたら、ちょっと大変です。
今回は、友人A子から聞いた、姑に育児のやり方を半ば強引に押し付けられてしまったお話です。

画像: 「紙オムツなんてもったいない!」【布オムツ推しの姑】だったが → 双子の誕生で大ピンチ!?

初めての出産と布おむつのプレッシャー

友人A子が初めて出産をむかえたとき、姑から強く布おむつを勧められました。

「赤ちゃんが生まれて数ヶ月は、おしっこもうんちも、ほんのちょっとしかしないから、紙おむつはもったいない! 布おむつが断然経済的なんだから、布おむつにしなさい!」と言われ、義姉が以前使っていた布おむつセット一式を渡されました。

結婚して知らない土地に引っ越し、知り合いや友だちもいない中で、実母を早くに亡くしていたA子に頼れるのは姑だけ。初めての育児に不安でいっぱいだったA子は、姑の言う通りにするほかありませんでした。

布おむつと紙おむつの違いに驚き!

A子は子どもが生後6ヶ月になるまで布おむつを使い続けましたが、毎日の洗濯は本当に大変でした。姑に対して後ろめたさを感じつつも、毎日の大量の洗濯物に辟易し、ついに意を決して紙おむつに変えてみることに。するとA子はその快適さにびっくり!

「使い終わったら、丸めてゴミ箱にポイでOKなんて最高! 紙おむつって神!!」と感動したのです。1年半後、第2子が生まれたときも最初から紙おむつを使いたかったけれど、姑のプレッシャーに負けて、生後3ヶ月まで布おむつを使いました。

双子の出産と姑のギブアップ

さらに2年後、A子は第3子と第4子となる双子を出産しました。切迫早産で2ヶ月間入院した影響で、出産後に体調を崩し、育児が困難でしばらくの間ベッドで生活する状態に。そこで姑に手伝ってもらうことになりました。

もちろん、布おむつからのスタート。しかし今回は双子なので、おむつ替えも洗濯も全てが2倍。「布おむつは安上がりでいいんだけど、双子となるとそうは言ってられないわね。1日中おむつ洗ってる気分になる」と、さすがの姑も早々にギブアップ。ついに紙おむつに変更しました。

自分に合った育児を

姑から半ば強引に押し付けられて使い始めた布おむつですが、もちろん良いところもあったようです。環境にも優しくて、赤ちゃんのお肌にも優しいですし、紙おむつを使うよりも長い目でみたら経済的です。でも、A子は、布おむつを使うことで、洗濯物が増えることがどうしても辛かったようでした。

A子の姑も孫のためと思って言ってくれていたのだと思いますが、双子のお世話をしたことで、布おむつ推しをすることはなくなりました。双子育児の現実的な負担を実感したのだと思います。

布おむつも紙おむつも、それぞれに良さがあるので、育児する側と赤ちゃんにとってより良い選択ができるのが一番ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N

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