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【令和版・美味しい素麺の作り方】をお試し!「時短水切り」なる超ワザを体得すると“味が薄まらない”って

  • 2024.8.4

頻繁に食べる夏料理NO.1、そうめん。おいしく作るコツを覚えたい!と思っていたら…。6月14日放送のテレビ朝日系報道・情報番組『スーパーJチャンネル』で、おいしいそうめんの作り方を紹介していました。その中で、「時短水切り」という気になるワードが!なんと水切り次第で、おいしさが変わるのだとか。番組では「ザル振り水切り」と「時短水切り」したそうめんのおいしさを比較していたので、筆者も比べてみます。



「時短水切り」を紹介していたのは料理研究家の石田よしみさん

『スーパーJチャンネル』でおいしいそうめんの作り方を紹介していたのは、料理研究家の石田よしみさん。自身のSNSでは、アレンジ麺レシピを日々投稿しています。

気象予報士の資格を取得後、民間の気象会社に勤務。気象や季節の変化に応じて、人の体や食の嗜好が変化することを知り、漢方や薬膳といった養生食の研究を続けている方です。

夏はそうめんを食べる機会が増えることから、その水切り法を紹介していました。その名は「時短水切り」。

流水で洗ったそうめんを手で掴み、ぎゅっと押して水切りします。そうめんを手のひらで押すのではなく、掴んで押すのがポイントとのこと。

茹でたそうめんを食べるためには、水切りが必須。ザルをチャッチャッと振って水切りしただけのそうめんと、「時短水切り」したそうめんを、比較してみます!

「ザル振り水切り」と「時短水切り」を比較検証してみた!

今回は200gのそうめんを用意し、100gずつ別々の鍋で茹でることに。それを2通りの水切り方法で水切りし、そうめんを計量してみます。



2つのお鍋で、それぞれ100gのそうめんを2分茹でました。



流水でぬめりを取った後、氷水に1分浸し、しっかりと冷やしました。ここから、2種類の水切り方法を試してみます。

【ザル振り水切り】



氷水に浸したそうめんをザルに上げて、氷を取り除きました。

撮影のために片手で写っていますが、実際には両手でザルを持ち、5回上下に振って水切りしました。そうめんが上下に動くたび、水が少しずつ切れました。

【時短水切り】



こちらも、氷水に浸したそうめんをザルに上げて、氷を取り除きました。

ザルは振らずにそうめんを掴んでグッと押します。手のひらで上から押しただけだと、麺が周りに逃げるので、掴んで下に押すのがポイントです。今回は、そうめんを5回、「時短水切り」しました。

そうめんを握りしめると麺が切れるかな?と思いましたが、コシがあるので、ちぎれることはありませんでしたよ!


水はどれだけ切れた?「ザル振り水切り」と「時短水切り」を計量&実食!

【ザル振り水切り】



ザルを5回振って水切りした、「ザル振り水切り」そうめん。計量すると、お皿の重さを除いて278gでした。



めんつゆに浸して食べてみると…。それほど水っぽさを感じず、そうめんのコシもしっかり。おいしくいただけます。



ただ、お皿に切り残した水分が少し溜まるので、下の方のそうめんは水分を含んでいました。麺がほぐれてお箸で掴みやすかった半面、時間が経つにつれ、そうめんがお皿に溜まった水分を含み、コシが弱くなる印象でした。

【時短水切り】



そうめんを5回、掴み押しして水切りした「時短水切り」そうめん。こちらも計量してみると、お皿の重さを除いて258gでした。

「ザル振り水切り」よりも、20g=小さじ4杯分の水を、しっかりと切れた結果になりました。



めんつゆに浸けて食べてみると「ザル振り水切り」したそうめんと、それほど差を感じません。コシがあって、おいしいそうめんに仕上がっています。



とはいえ、そうめんがしっかり水切りされているので、お皿の底には水が溜まりません。そのため、下側のそうめんも上側のそうめん同様に、ドライな質感のまま。最後までしっかりと、コシが残ったそうめんをいただけました。

そうめんは握って押すべし!「時短水切り」でしっかり水が切れる♪



『スーパーJチャンネル』で紹介していた、料理研究家の石田よしみさん考案の「時短水切り」は、ちょっとしたコツで実践出来る。簡単なそうめんの水切り法でした。

今回はめんつゆでいただきましたが、それほど、つゆの味わいが薄まったようには感じませんでした。ただ、「ザル振り水切り」だと、お皿に水分が溜まるので、そうめんのコシが弱くなる印象が。

また、混ぜそばのような味付けのそうめんレシピの場合は、水分をしっかりと切れる「時短水切り」そうめんの方が、たれの味が薄まらず、断然おいしく作れるだろうなと感じました。

今年の夏は猛暑なので、例年よりもそうめんを食べる機会が増える方が、多いと思います。そうめんを茹でた時は、ぜひ「時短水切り」を実践してみてくださいね。

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